虚偽記憶

ある単語を記憶することで、連想される単語も記憶したと錯覚する現象

論文

Creating false memories: Remembering words not presented

再現

Underwood(1965)
Knapp(1968)
Deese(1959)

実験

「椅子、針、山、粗い、睡眠、甘い」を連想させる6つのリストを作成する

「椅子」のリスト

  • 「椅子」を強く関連する12の単語

    • 「テーブル、座る、脚、座席、柔らかい、机、腕、ソファー、木、クッション、休憩、スツール」

  • 一般的に関連しない12の単語

  • 「椅子」と弱く関連する12の単語

    • 「カウチ、床」など

ライス大学の36人の学部生に対して、上記のリストを覚えるよう指示した後、紙に書き出すよう指示した。

Roediger, H. L. (1995). Creating false memories: Remembering words not presented

強く関連する12の単語を思い出せた確率の平均は0.65で、学習時系列の最初と最後の単語がよく思い出されている※。「椅子」などの未提示単語を思い出した確率は0.40であり、これはリストの中間に提示された項目とほぼ同じ確率になった  

系列位置効果