独自視点実験検証で解ったこと(私的まとめ)
当noteでは、だいたい以下のような内容を独自に実験検証しつつ研究してきましたので、まとめてみました。各トピックに興味を持たれた方は過去投稿をご覧いただければ、その経緯から詳しく読んでいただけることと思います。
注)すべてわたし個人による実験検証と自己分析によるもです(一部仮説も含みます)。あくまで素人の検証論説でしかありませんので、ご参考程度に願います。
白色腐朽菌関連
完全密閉でない限り培養用容器に通気穴は必要ない(むしろ、発菌・蔓延に高効果)
白い菌体膜、子実体原基、子実体は培地に戻せば自己分解還元する
添加剤含有菌糸培地では生オガのリグニン分解には最低でも1年以上掛かる
培地は非加水・無添加でも菌糸は蔓延する(菌の活性次第)
活性低下の原因は環境ストレスによる影響が大
天然腐朽材は酵母菌の発酵による抗菌作用で長期腐朽維持される
オオクワガタ生体関連
培地は紙で有意に幼虫は育つ(人工的にリグニンが除去されているので、むしろ良質)
羽化直後の♀は蛹室壁面に産卵管を擦り付けることで共生酵母をマイカンギアに保菌する
幼虫飼育用ボトルは完全密封容器でない限り通気穴は必要ない(酸欠死しない)
初令、2令期幼虫と3令期幼虫とでは消化吸収代謝機能が変化する
幼虫の暴れは培地の低C/N比化による拒食症が引き金となる
幼虫は数日間水没していても仮死状態で生存していることがある
共生酵母関連
共生酵母が多く存在する幼虫の食痕は数年経っても褐色化しない(バクテリア分解しない)
共生酵母が合成する酵素には抗菌作用がある(カビ菌死滅)
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