プロ舟券師の俺にあった一生に残る後悔。人生とは何なのか。

今日は尼崎sgの最終日で今節は800万円勝った。
今月は俺の仲間に新しく競馬予想のプロである山本が加わって蟹をご馳走してやったよ。彼は30年間も馬券だけで生きてきた正真正銘のプロ馬券師の1人。
色々と語り合ったからnoteにも少し綴ろうと思う。

人生とは。
本当に辛いことがあった時、今後これ以上に辛いことは無いと思えば人は強くなれるんだと思う。そしてちょっとやそっとの事では動じなくなるんだよ。

だが、残念ながらどれだけ辛い思いをしても生きていればその悲しみや怒りは薄れていく中でまた辛いことは起きてしまう。その度に人は人生とは何なのか自分に問う必要がある。

俺は金で解決できる問題や心情なら大したことではないと思うよ。どうにもならないのは金で買えない悩みってやつだよ。

だから俺が教えてやる。
人が一番苦しむ後悔とは。

『あの頃に戻れたら』  と思うことだ。

俺が繁華街をぶらついてビラ配りをやっていた頃、当時は松田聖子の『青い珊瑚礁』がどこへ行っても流れていた。iPhoneなんて当然無い訳だから、駅に行けば掲示板があってみんなそこに約束事を書いていたよ。

俺は今でもあの頃に戻りたいと思っている。もしそこから人生をやり直せるとすれば俺はここにいない。いや、そうは言い切れないが。

俺が結婚するかしないかはその時にかかっていた。ただそれだけの事ではあるが間違いなく人生を左右する分かれ道だろう。

それでも俺は自分の人生を貫くべく実業家の道を選んだ。おかげで金には困らないしみんなからぺこぺこ頭も下げられて正直気分が良い時もあった。
沢山の会社を代表として率いていた俺は向かうところ敵無しで、どんな事業も成功の連続。
自分の選んだ道は正解だと思っていた。

あくまでも若い頃はな。

俺は歳をとるにつれ気付いたことがある。
金や名誉なんてお飾りより、必要なもんがある。

俺にはそれがないってことなんだよな。
これは個人的な意見だし人によっては俺が正解だと言う人もいるかも知れない。
東大卒の堀江貴文さんだって結婚はしないって言ってたしな。最も彼はバツイチだが^^

何かを得るには何かを捨てる必要がある。これは皆も知ってることだろう。何もかもは手に入らない。
俺があの頃に戻り人生のパートナーを見つけたとしても時が経ち後悔していたかも知れない。

要は人生なんか選択と後悔の連続である。
未来を考えれば不安になるし過去を振り返れば後悔がある。誰だってそう。

金なんてのはそんな不安や後悔を紛らわせる道具でしかないんだよ。それでも人は金を欲しがる。

なんでだろうな。
お前の人生ってのは何だ？
お前の人生は正しかったのか？

それを正解にするのは他の誰でもない、自分自身だろう。

少なくとも俺はお前たちの人生を今より良い方へと導きたい。競艇が好きなら理由なんて要らない。
俺という最強の舟券師がいるんだからな。
競馬なら山本がいるぜ？

結婚相手は用意できないが金なら一緒に増やせると思う。聞きたいことはdmで何でも聞いてくれ。
死ぬ時は一緒だ。だから心配はいらない。

もしお前らが一人前の舟券師や馬券師になったなら俺が良い飯をご馳走してやるし美味い酒も奢ってやるよ。
俺は一人じゃつまらない。お前らと生きたい。

ただそれだけなのかも知れないな。
今日はこのぐらいにして明日に備えるよ。
おやすみ。