中国芸能人を推す上での予備知識


中国ではアイドル文化が根付いておらず、大抵のグループは数年活動した後に個人活動に移行してしまいます。
そういう背景もあるのか、グループよりも個人につくファンが多いようで、メンバー同士が仲良しでもファン同士が(ダンスや歌のパートなどをめぐって)喧嘩することがあるようです。
私個人としてはあまりそういう揉め事に遭遇したことはなく、グループのファンもそれなりにいるな、という印象です。
たとえばR1SEの超话では、もう解散から3年も経つのになお「またグループ活動してほしい」と叶わぬ願いを投稿し続け、たまに元メンバーが共演しているのを見て狂喜乱舞する模様がよく見られます。笑

基本的に活動を追うには微博(中国版X(旧Twitter))や抖音(中国版TikTok)を使うことになります。テレビやCMの出演情報や演奏会のお知らせも微博で行われます。たまに生配信もしてくれます。

微博はスマホがあれば誰でもアカウントを作れますが、抖音やQQ音乐には中国の携帯が必要ですのでご注意ください。
また、微博では大きい地震や歴史的イベントのあった日は娯楽に関する投稿を控えましょう、という風潮があるようです。特に歴史に関することはやや厳格です。注意喚起してくれる人がいるので間違って投稿してしまうこともあまりないとは思いますし、もし投稿しても罰則があるわけではないとは思います。推しに迷惑をかけないよう一応気にしておきましょう。

また、中国ではアレンジの文化が強いようで、過去の名曲に様々なアレンジを加えてパフォーマンスするのが一般的なようです。
なのでサバ番を見ているとちょくちょく同じ曲が違う演出で使われていることがあります。
あまり日本の音楽番組では見ないスタイルですが、知っている曲にも新しい魅力が吹き込まれて新鮮です。

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