見出し画像

推しの概念を飲んだ話

noteでは三度目まして。京と申します。普段は余暇とお小遣いの大半を二次創作の小説に費やすかTwitterでぼちぼち妄言を吐いてる普通の人間です。突然ですが皆さんは、「推し活」というものをご存じでしょうか。例としてはライブや舞台を観に行ったり、グッズを集めたり、街中のポスターや広告などを探して一緒に写真を撮ったりコラボイベントやカフェに行ったりetc…
明確な定義としてあるものではないんですが、基本的にはそういったものが上がるかと思います。

しかし日頃お付き合いいただいてるフォロワー各位は存じ上げてるでしょうが。自ジャンルにそんなものはない。あったら俺は幻覚をただ日々つれづれなるままに書き暮らす悲しきモンスターに成り果ててはいない。友人がコラボフレグランスやアニメ化に沸き立つ中で霞を食ってる日々、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。俺は前回作った推しカプ香水を飲みましたがピンピンしています。
日々つれづれなるままに推しの幻覚求めて三千里、前回推しカプ香水という概念を知ったこともあってそういった「推しの概念を表現してくれるサービス」を私は取り憑かれたように調べていました。そして今回、「推し活」もとい推し活専門店オシアド原宿さんに辿り着きやるっきゃねぇな!!と思い至った次第です。レポというよりも日記です。面白くなくても許してください。

推し活専門店って?

”推し活”の定義についてはお話ししましたね、こちらの推し活専門店オシアド原宿さんでは好きな色や香りを組み合わせたハーブティーソーダドリンクを作れるそうなのです。また、時間帯によっては推しカラーのパフェにこれまた色・香りを組み合わせたカクテルも楽しめたり、推し活特化のアクスタがご購入できるそうなのですが今回はハーブティーソーダについてご紹介をします。

原宿駅から竹下通りに歩いて一本入り徒歩2~3分ほど。迷わなければ(竹下口から行くことをお勧めします)すぐ行けます。竹下通りは推しカラーモチーフのアイテムやゴスロリ、おもしろTシャツにとメチャクチャ時間が溶ける。虹色クソデカわたあめにイチゴあめとかチョコバナナとかもある。テンションが上がる。商店街最高~!かわい~とテンアゲしながら辿り着いたんですがなんかメッチャお洒落だし、お兄さんはイケメンだしで私はここがネオ東京であることを思い出した。でも店に入った瞬間堂々と出迎えてくれたのがご丁寧に額に入れられた、

「存在が奇跡」「もはや神」「顔面国宝」「添い遂げたい」「大優勝」

といった親の顔より見たフレーズたちなので安心した。店間違えてなかった。よかった。それに初めてのお客さんにもシステムやおすすめの紅茶、ドリンクと一緒に撮れるアクスタを説明してくれる心優しいシステムでした。
お茶専門店なだけあって紅茶もお洒落なんですよ。星座モチーフのものは金平糖が入っていて、推しに誕生月(日)があればそれに合わせて買ったり~と説明を受けたのですが今回は誕生日が存在しないタイプの推しだったので申し訳なく思った。俺は何も知らない…血液型も…住所も…身長も…体重も…
「あ!友人さんの誕生日に合わせてプレゼントとして買ってかれるのもあるんですよ~!」
フォローありがとうございます店員さん。すみません気を遣わせちゃって…

気を取り直して、本題の推し茶(ハーブティーソーダ)の注文の仕方。
まずは5種類あるオーダーシートから好きなものを選びます。
下部円形チャートでは”香り”を、その横の図ではシロップ(下カラーは多様な色があり、それぞれ味が違う)を記入します。卓上にカラー一覧や香りのイメージがあるのでじっくり悩めます。

私は推しカプ形式を選びましたが、実際に反映されるのは下のチャートとカラーだけだそうです。しかしプロフを添えることで「自分だけの推し茶」が出来るというね。最高ですね。私はキモオタを発動してターンエンドだったので載せませんでした。書きすぎて字が潰れました。

さて思いのたけを綴った所で下記のチャートに…ん?

キュート パッション 天使 クール フェロモン 悪魔

…?待ってください?

推し どれ????????????????????????????
oh~~~~~!!!!!! なんてこったい Holy shit 推しの属性って何??????少なくとも天使ではない(悪魔族だし)とはしてもアイツ悪魔らしく享楽主義で魔性な所があって大人の余裕がある癖して少年らしいあどけなさもあってかと思えば好きなことになると途端に饒舌になるパッションも持ち合わせていていやでもここでバカ正直にフェロモンとか書くと私がBANされてしまわない???いやだブラックリスト登録されたくない 違うんですこれはその 誤解で

…危うく要らんことまで口走る所でした。こういう時は机上にそれぞれ設置されているカラーの一覧と香りイメージを見ましょう。


ほ~う

成程成程…悪魔は絶対に外せないとして、フェロモンはラべンダーか…
………ん??ラベンダー????????????????
ラべンダーってなんかつい最近どこかで…


前回のnote参照
前回のnote参照

………香水屋、まさか……”””理解って”””いたのか…????????(偶然です)
俺が、ここに辿り着き推しドリンクを作るであろうことを…あの時から…(拡大解釈です)警部、皆を呼んできてください。分かったんですよ…最適解がね…!!!(大間違いです)ありがとう香水屋さん また2月中に注文します

そんな訳で”悪魔””フェロモン”にほぼ全振りしながらもキュートパッションも少しという感じになりました。上には黒カラーのサイダーに下カラーはラズベリーを頼んで推しカラーを意識しながらも好みも考えたチョイスです。

店員さんにオーダーシートを提出し、席で待つこと数分。

「出来ましたよ~!」

来たか…とうとう…

私は席を立った。歴戦の戦士のごとく。

そして


かわいい~

推しだ!?!??!?!???!??!??!?!??!?!???

え?推しだ…カラーリングが完全にコラボドリンクじゃんこれ え?私が知らないだけでコラボカフェ開かれてました????????聞いてないけど?????宿敵パフェとか出てた????大福とか

「香りはローズとラベンダーの魅惑的ながらも大人っぽさを思わせる感じになっています」

ありがとう店員さん。危うく存在しないコラボメニューを頼むところでした。え~~~~かわいい~~~~色味が綺麗~~~~!!!!!!!!いや本当に綺麗なんですよ…。グラデーションといいなんといい…上から見た時に紫がかるのも毒状態にしてくる推しを思ってしまってFoooooooo!!!!!!!!!!撮影スポットまで用意されている徹底ぶり。オタクに理解しかないじゃん…

肝心のお味も本格派で味わい深く、美味しいしメチャクチャ香りがお洒落でドギマギしてしまった 香水の時もだけど推しの概念が直接味わえるのマジでヤバい高揚感を得られる。その内規制とかされてしまわないかって位ブチ上がった。へぇ…推しってこんな味するんだ…。こんな…ベリー系でありながらも一癖ある甘味で、でも強すぎずにどこか上品さとチャーミングとすら思えるような風味

いや

最高~~~~~!!!!!!!!!!!!



…さて、いかがでしたでしょうか。今回はマジで日記の予定だったのですが気付いたら3000字行ってました。慣れって怖いですね。組み合わせやチャート次第で推しを再現出来るのはメチャ良いですし、次は別キャラのも作りたいしフォロワーを巻き込んでいきたい所存です。また、”サイダー”と書きましたが上部は炭酸抜きで注文もできますしラメ入りでキラキラさせたりとレパートリーが豊富なのも魅力です。皆さんも推しの概念を飲んでみてください そして感想を聞かせて欲しいし見せて欲しい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?