あの日から、私たちが書いてきたこと
7月8日に奈良市で起きた、安倍晋三元首相銃撃事件。発生からまもなく3ヶ月となります。
山上徹也容疑者は手製の銃で2回発砲し、最も権力のある政治家の一人がこの世を去りました。事件の動機として「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」への恨みがあったことが分かり、宗教が原因で家族が離散したという容疑者の生い立ちにも注目が集まりました。
一人の命が奪われたという事実の重み、「政治と宗教」の問題、新興宗教を信仰する親を持つ「宗教2世」の苦しみ、世論を二分したまま営まれた「国葬」―。