キャラクター発注メモの書き方の参考

ちょっとスタッフ間で話題になったので、過去作品の際に書いたものを公開。
僕の場合は基本的にプロフィールを書く感じなのですが、他にもっと有効な方法があると思う。その辺、いろんな監督さんの仕事を見てみたい。

石井健・アネモネ(風花)父親イメージ
年齢35〜37歳
身長175㎝

東京都出身。幼少期を東京で過ごすものの、中学校の陸上部の合宿中に東京に出現したエウレカセブンによって疎開を余儀なくされる。その際に両親兄弟は死亡。

親族のいる鹿児島県ニライ島に疎開した後、同島の高校を優秀な成績で卒業。京都大学に進学。同先端技術研究室に所属していた時に自衛隊に徴用される。その後の組織改編でアシッドの前身組織に転進。そこで知り合ったギリシャ人女性と結婚、一女を設ける。

程なくして妻と死別。娘と共にアシッド富士基地に転入。富士基地では第1次潜入作戦の部隊長となるも、その作戦で行方不明に。死亡したものと推定される。

黒髪で茶色の瞳。すらりとした体躯で筋肉質で着痩せするタイプ。服装にはあまりこだわりがないのだが、娘が年頃になった時に嫌われないよう努力しなければと思い、そしてそれを実行出来るような真面目さがある。(しかしそんな頑張りも虚しく、娘から服装を怒られるタイプでもある)

基本的に優しい男であり、それが顔からも滲み出ている。一見するとマイペースに思えるが、それを演じている気配もある。

本質的にストレス耐性の弱いタイプだが、娘がいる事で頑張れている。娘を何があっても守るという亡き妻との約束を必死で果たそうとしていた。

設定画は私服で柔和な表情の時のものをベースとしたい。

<会話参考>
眠そうなアネモネ「ねぇ、お父さんだったらどうする? あのままじゃあガリバーが可愛そうだよ」
父「そうだなぁ……ガリバーは食いしん坊なんだろ?」
アネモネ「うん、なんでも食べて、食べ足りないんだって」
父「割れ鍋か」
アネモネ「ワレナベ?」
父「いやなんでもない。そうだなぁ、父さんなら食べちゃうかな」
アネモネ「食べちゃうの⁈」
父「うん、食べちゃう。ドアも壁もぜーんぶ食べてタイガーリリーを追いかけるんだ」

アネモネ「凄い、1人で食べちゃうの⁉︎」
父「分身の術さ。ガリバーが100匹に分身して食べたらどんなものだって……」
アネモネ「………‼︎」
父「(あちゃーとなって)目……醒めたよね」
アネモネ「それでそれで、それでどうなるの!?」

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