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早いと速い

コスモスちゃん

今日から9月
ちょっとその前に
気になってしまったこと
「早い」と「速い」の違い?
今さらながら調べてみる

まずは「早い」から
意味としては4つある
①基準となる時期や時間があり、それよりも前だというときに使う。「出掛ける時間よりも早くに用意ができた」
②「まだその時ではないこと」を指して使う。「諦めるにはまだ早い」
③「簡単なこと」や「てっとり早いこと」を指して使う。「スタッフを呼ぶよりも自分でやったほうが早い」
④「時間を置かずすぐになにかおこなうこと」に対して使う。「〇〇するが早いか」「〇〇するより早く」「帰宅するが早いかトイレに駆け込んで行った」
※「早く」と表現した場合には、急いでいるケースと若いことを指しているケースがある。

次に「速い」について
「速い」を使うときには「基準より動作や進み方がはやいこと」を指して使う。「足が速い」「動きが速い」「理解するのが速い人」
また「速い」と表現する場合は、「一定時間で比較したときの動作量が多い」ともいえる。逆に、「早い」と表現する場合は「基準よりも前の時点におこなわれる」ときである。
基準が「時間内の動作の多さ(速い)」か「時間よりも前か(早い)」かの違いがあると覚えておくと判断しやすい。

※「はやい」には、そのほかにも「疾い」や「捷い」という表現がある。「疾い」と「捷い」には両方とも「すばやい」という意味があり、「速い」が持つ「すみやか」という意味と近いため言い換えが可能である。「足が速い」や「スピードが速い」は「疾い」・「捷い」でも書き表せる。すみやかの意味である速いと比べると、すばやいの意味である「疾い」・「捷い」のほうが、さらに動きがはやいようなニュアンスになる。

ビジネスシーンでは、「早い」と「速い」の持っている意味の違いは重要である。
たとえば、「仕事がはやい」と伝えたい場合、「早い」と「速い」どちらにも変換できるが、それぞれで意味が異なる。
「仕事が早い」とした場合には「仕事が終わった時間がある基準よりも前だ」という意味である。
一方、「仕事が速い」とすると「仕事の動作がはやいこと」を意味するようになる。
期日よりも前だと言いたいなら「早い」を、仕事の処理がはやいなら「速い」を選ぶ。


「早い」と「速い」の使い分け

①「動きがはやい」は「速」を使う
「動きがはやい」は動作が基準になっている。そのため、この場合は「速」を使って「動きが速い」とする。
・彼女の頭は回転が【速く】、よく驚かされています。
・彼は昔から足がとても【速かった】。
・もっと【速く】仕事ができるようになりたい。
・今日は川の流れがいつもよりも【速い】。

②「朝はやくに起きた」は「早」を使う
「朝はやくに起きた」は時間が基準になっている。そのため、この場合は「早」を使って「朝早くに起きた」とする。
・今の家は職場から遠いため、【早く】引っ越したいと考えています。
・できれば【早めに】子どもが欲しいと思っています。
・その件は、【早い】うちに手を打つことが重要です。
・【早い】もので、結婚してから10年も経っていたわ。
 
「早い」と「速い」それぞれの対義語
・「早い」の対義語は「遅い」
・「速い」の対義語は「遅い」「鈍い」「ゆっくり」
※以上、Domaniより

「早い」と「速い」
なかなか奥が深い…
「早い」は「一定の時間よりも前かどうか」
「速い」は「一定時間内の動作の多さ」
うーん、難しい…

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