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エクソソーム④

エクソソームは様々な病気に関わっていることが示唆されている。
その代表が「癌(がん)」。
がん細胞から放出されるエクソソームは、がん細胞の生存、悪性化、転移などに関与し、がん細胞に有利に働くように機能していると考えられている。
例えば、マウスに肺転移性のがん細胞由来のエクソソームを事前に静脈投与して、その後骨転移性のがん細胞を静脈投与すると、細胞自体には肺転移能がないにもかかわらず、エクソソームの事前投与により肺への転移が増加することが報告されている。
また、神経変性疾患(アルツハイマー病など)など、がん以外の病気と、エクソソームとの関係も報告されている。

※以上、老化機構研究チームのHPより

研究から、がん細胞が出すエクソソームは
がんの生存に有利に働くことが分かった
がん細胞から分泌されるエクソソームは
がんが生存しやすいように細胞外の環境を整え
免疫細胞を抑制し、新生血管を誘導
さらには他の細胞の性質をも
変化させるものと考えられている

体の細胞からは常にエクソソームを分泌しているが
病気になるとその分泌量は増えるといわれている
たくさん分泌されたエクソソームは
中に持っている“メッセージ物質"を
相手細胞へ届ける
そのメッセージ死のメッセージ
「あなたの役割はもう終わり」
すると受け取った細胞は死滅しはじめる
こうしたやりとりが何度も繰り返され
がんの細胞が付着、増殖を繰り返していくことになる

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#エクソソーム #がん #メッセージ物質

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