C102 コミケレポート 

2023年8月13日 コミックマーケット102にサークル参加した。

帰宅後、身体がバキバキで痛かった。衰えを感じる……。運動不足の身体には少々酷な2日間だったかもしれない。話が脱線した。さて、今回のC102、2023年夏のコミックマーケットについて振り返ろうと思う。

参加したジャンルは一次創作(オリジナル)の文芸ジャンル。出した本は自創作スティールガンナーズというミリタリー戦記モノの三作目を新刊として持ち込んだ。

スティールガンナーズについて、少しだけ話をさせて頂こう。陸軍特殊部隊スティールガンナーズとその女隊長アインの戦いを描くミリタリー戦記モノだ。私の観測できる範囲では評判は上場で、ジャンルを飛び越えていきなり一次創作を出したことについてきてくださったファンもいてくださる。

さて、重要なことなので当落発表からの私の動き明記しておきたい。自戒を込めて。当落発表の段階で進捗は遥かに遅れをとっていた。私は現在、兼業に兼業を重ねながらいきる生活を送っている。しかも、冬コミは冬コミで別のモノを作りたいと思い手配をしていて、そちらもせねばならず、私はタスクを大量に抱えてしまうことになった。結果的になにもできないまま月日が過ぎていくことに。タスクに優先順位がつけられず、どれから手をつけなければならないかわからなくなり、それでいて、仕事の日は疲れて帰ってきているので、手をつけず寝てしまう。そんな日が続き、気付けば7月も半分過ぎていた。さすがにこのままでは本が出せないと焦った私だったが、思うように筆が乗らず、執筆中はかなり苦しい日々が続いた。
(こんなに苦しいならば、いっそ本を作ることを辞めてしまおうか)そんな風に何回も思った。しかし、それはそれで応援してくださっている方を裏切ることになる。そう思い、多少出来が悪くても形にしよう、と考えた。

結果として形にはできた。だが、出来に関しては非常に不本意な形になってしまった。頒布するのが申し訳ないくらいであり、読んだ感想として貶される覚悟もできている。そんなくらいの出来だ。

尚、表紙などは話が別で表紙を貶されたら私は烈火のごとく怒るだろう。絵は絵描きさんにお願いして書き下ろして頂いているので、それを貶されたら黙ってはいられない。

さて、本題。サークル参加そのものは初めてではない。なんなら、常連に近い。ジャンルを飛び回っているので、そのジャンルに居ない年もあるが、初一般参加のC91以降、一般参加サークル参加問わず、コミックマーケットが開催されれば必ず毎年参加していた。だから、ある程度はマナーもわかってきているし、色々とできるつもりでいた。

これは事前配置からわかっていたが、お誕生日席側の隣が黒井吟遊堂さんの黒井ここあさんだった。知り合いが近くにいるのは心強いが隣だともっと心強かった。

前日の一般参加のことも書きたいが割愛。しかし、ここで自分が東館と西館を往復してくるのは無理だな、と判断。西館に関しては知り合いだろうが、憧れのイラストレーターさんだろうがなんだろうが、全てお使いを任せた。
東館に関しては不本意だが、自分のスペースを空にして、自分が買いたいところを回ることにした。もし、開場すぐからの1時間の間にスペースに訪れて下さった方が居たら申し訳ありません。サークルチケット二枚の1サークル二人体制だとこうしないと無理でして。
これでも東4~6にしか私も回れませんでして、シャッターの壁サークルに並んでいたときに(このペースで並んで東1~3もいくとなると時間が倍かかる。12時にスペースに居れないはやっちゃいけない)と思い東1~3を断念したくらいなんですよ。サークルチケット三枚に戻してくれないかな。

また話が脱線した。8月13日当日。朝、起床した段階では、疲労度:微妙(ゲンキハツラツというわけではないが、そこまでつかれてる感覚もない、ただちょっと身体が重たいかな?)みたいな
睡眠:6時間は寝ているので睡眠不足というわけではない。
精神:微妙というか若干調子悪め。
という感じだった。別に隠しているわけではないのでここに記すが、私は精神的な疾患を抱えてて生きている。定期的な通院と毎日薬を服用している身だ。最悪の事態も想定した。発作が起こるかもしれないとわりかし覚悟した。そんなこんなで宿を出て、現地へ出発。

今回も現地駐車場は落ちてしまったので、都内の駐車場へ車を止めて、ゆりかもめでビッグサイトへ。

サークルスペース到着。お隣さんのNDWLogyさんへ挨拶。設営開始。8割はお手伝いの友人がやってくれたように思う。自分が設営を手伝った記憶が殆どない。設営グッズと本を鞄から出しただけのような気すらする。

設営完了した時点で、肩で息をしており、内心でやべぇな、と感じつつ、息を整えて再度お隣になった2サークルさんへ挨拶。
ここで発覚。なんとお隣のNDWLogyさんがサークル初参加だという。ここで思い出す。自分も初参加だったときの事を。
不安と緊張でグルグルで、なにをすればいいのか全くわかっていなかったあの感じ。果たして自分の作った本は持っていって下さるのかという期待と不安。それがみてとれて、初々しいなと思うと同時に、自分が原因でお隣さんの初参加の思い出を台無しにしちゃいけない!と強く思い、気を強く持つことに。気分が優れないなんて言ってる場合じゃねぇ!!となりました。

開場前に友人を送り出し、私も回るサークルのメモを確認。前述した通り、開場すぐはスペースを空にして買い物に回った。
1時間ほどして戻り。

今回、様々な人に手を取って貰えた。
うれしいことに、「ミリタリー戦記小説、出してます」と言うと、足を止めてみてくださった方が結構いた。本当にありがたい。
内容のあらすじを話すと「じゃあスティールガンナーズ1~3を1冊ずつ下さい」と言ってくださる方が複数人いてくださって、本当にうれしかった。

作品執筆中に(こんな辛い思いをしながら書いても、どうせ捌けないしな)とマイナスに思っていたこと謝罪させてください。

夜中にも関わらず、支えてくれた友人、ありがとう。前日に本を渡したら「既に一冊今捌けたんだからな!売れないとか言うなよな!」って言ってくれて本当にありがとう。

https://twitter.com/kyo_tank/status/1690646489104826368?t=nc3zCFfs344hW7LOjIbyXw&s=19

俺タワー作品をわざわざ手に取りに来てくださったオヤカタにも感謝です。

黒井吟遊堂さん
ちょくちょく気にして頂いてありがとうございました。設営直後のげんなりしていた段階だと
(マジでしんどくなったら遠慮なく頼ろう)と思っていました。結果的に、時間が経つにつれて徐々に元気になっていったので、ご迷惑をおかけすることはなくてよかったです。今後もよろしくお願いします。

NDWLogyさん
初参加、楽しい思い出を持って帰って頂いたみたいでとてもよかったです。
私も、道行く人がスペース前で足を止めて、中身をみているときに一緒にドキドキしていました。そして、下さいと言われた時に一緒に喜んでいました。

このnoteをアップする段階で参加が確定している次のイベントは9月10日のコミトレ(インテックス大阪)
これは自サークルではなく黒井吟遊堂さんの売り子として参加させて頂きます。(ガンナーズも置かせて頂きます)

その後は10月の関西コミティアを予定しております。

最後になりますが、当日お会いした方々、本当にありがとうございました。
また、サークル設営から西のサークルのおつかいから宿の手配から交通の便までやってくれている友人に感謝して、コミケレポートを閉じたいと思います。

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