【百人一首・冬】温かな想い出だけが口に溶け あなたと食べた雪の花びら

温かな想い出だけが口に溶け
あなたと食べた雪の花びら

新しい雪を探して
競って踏みしめてみたり

押し合いっこして
抱き合ってみたり

冷たくなったわたしの手を握りしめ
じぶんのポッケに入れてくれたあなた

その温もりをずっと独り占めできると
思ってました

終わりは突然やってきて
あなたは何も言わずに
去ってしまったけれど
今となればそれもいい想い出

ポッケの中
あなたの手の温もりは今も
この手が憶えている

❄️❄️❄️❄️❄️❄️❄️❄️❄️❄️❄️❄️❄️❄️❄️

#百人一首恋の巻冬   #令和版百人一首恋の巻を応援し隊 #拡散希望  

三羽さま  よろしくお願いいたします🙇

春の部からスタートしたこの企画、いよいよ冬となりました。じめじめと暑苦しいこの時期にひんやり涼しい（寒い！）冬の歌を考えるのもオツなもの。
短歌を詠んだことのない方もぜひ挑戦してみませんか？