【今日のsora】いつまでも詠めないあの空へ
今日は空の話をします。
わたしは普段、主に短歌を投稿している。推敲はほとんどしない。わたしの場合、すればするほど作為的で、ますます陳腐なものになっていく。だからいつも、ほぼすっぴんの採れたて短歌をお届けしています。
そんなわたしにも、いつか短歌にしたいと思いながら、いまだ詠めない風景がある。何度も作っては推敲し、気に入らずに消して、を繰り返しているあの風景。
それは高校の階段の
踊り場にあった窓。
わたしが通っていた高校は、創立2年目。校舎はピカピカで、壁はまだ真っ白