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酷い恩着せをされ続ける苦しい関係性(動画と文字起こし)

こんにちは!
こころきょうこです!

人間関係の中で、ちょっとした些細な事までも、酷過ぎる恩を着せて、
「感謝が足りない!もっと感謝しろ!」
とか、
「一生、感謝し続けないと、天罰が当たるからな!」
とか、言う人がいますよね。

普段から、そんな風に言われ続けていると、言われている方も、ほんの些細な事にまで、
「有難うございます!」
「感謝します!」
ばかり言うようになって、誰にでも、常に頭を下げ続ける事になるんですよね。

これが、もし親子関係や夫婦関係だったとしたら、『本物の家族』とは決して言えません。

常に相手に感謝を求め続けている方が主(あるじ)で、頭を下げて感謝ばかりしている方が奴隷状態、という明らかな『主従関係』ですよね。

そして、恩を着せられ続けている人は、自分が苦しい思いをしているから、
「私は、誰に対しても、こんな苦しい思いはさせてはいけない!」
と思うようになって、どれだけ無理をして相手に対してやった事だとしても、意識的に、絶対に恩など着せないように、何も言わず周りの人達のお世話をするようになるんですよね。

でも、黙っていると、周りの支配的な人達は、どんどん図に乗って、尽くされる事が当然だと勘違いするようになって、もちろん感謝する事もないし、逆に、
「まだまだ足りない!もっともっと!」
とエスカレートしてしまって、どんどん苦しくなって行くばかりなんですよね。

なので、こういう苦しい人間関係の解決方法としては、誰かに恩を着せられ続けて苦しんでいる人は、普通に考えると、『相手が恩を着せる程に無理な事をしている』という事なので、それを丁寧に断って、出来るだけ相手と距離を置くようにするしかないんですよね。

相手からされるがまま、言われるがままに、それを受け入れて、素直に感謝して、その『恩返し』の為にと、余計に相手に尽くしたりするから、相手も益々『恩を着せる』ようになるわけですからね。

そもそも、相手に恩を着せ続ける人って、冷静に考えてみると、その人がやって当然の事や、ほんの些細な事に対して、『酷過ぎる恩』を着せているので、本当は『理不尽な恩の着せ方』なんですよね。

でも、それこそ丁寧に、
「自分でやるので、もうやらなくていいですよ!」
というような事を言って断っても、
「恩知らず!
 誰のお陰で、そうやって生きていられると思っているんだ!」
とか、
「益々、ダメ出しされて恩を着せられるので、断る事さえも出来ない!」
という人も多いのかも知れません。

では、『どうして、そういう人は、そこまでして恩を着せ続ける事を辞めないのか?』と言うと、『相手に恩を着せ続ける事で、逆に、その人自身が相手から感謝され大切にして貰える』という恩恵を受けているからこそ、恩を着せて、関わり続けたいわけなんですよね。

でも、恩を着せられ続ける方は、たまったもんじゃありません。

それを黙って受け入れ続けていると、一生、その人の奴隷状態にされて、最悪は『自分の人生が潰れてしまう』事にもなりかねませんからね。

なので、そういう苦しい関係性の相手からは、少しずつ距離を取って行って、『静かに離れる』事をお勧めします。

そもそも、基本的な事を言えば、『人間関係は同等でお互い様』なので、常に相手に恩を着せていないと、気持ちが治まらないような、無理をしてまでやり続けているような事は、最初から、相手に対してやらない方がいいという事です。

それに、ちょっとブラックな言い方をすると、『恩を着せる程に無理をしてやっている』という事は、その人は、それを『黙ってやる程の大きな器ではない』、つまりは、『小さ過ぎる器』という事ですからね。

なので、そもそも本人がやるべき事や、ほんの些細な事に酷過ぎる恩を着せる人が居た時は、
「この人は、『自分はそれだけ小さな器だ!』という事を大威張りで言ってるんだ!」
と思って、それをまともに受け取らず、スルーして離れた方がいいんですよね。

そして、自分自身も、そういう人を反面教師にして、と言っても、『誰にも恩を着せずに黙って無理な事をする』わけではなくて、身心共に余裕がある時に、本当に大切な誰かに対して、その時の自分に出来る事、自分が本当にしてあげたい事をする。

つまりは、『自分に無理な事は、最初から誰に対してもやらない!』という事です。

それとプラス、もし、相手の為に何かをやったとしても、その『見返りを求めない』、つまりは、『相手に過剰な期待をしない』という事ですね。

お互いにそうする事で、人間関係の問題は極端に少なくなると思います。

なので、和多志は、もう無理や我慢や必死な努力は、一切、しないようにしたんです。

人間関係の問題は、どちらか片方だけが悪い、という事はありませんからね。

そもそも、和多志自身が、自己卑下で自己犠牲をする程に、周りの人達みんなに感謝して尽くしまくる性格に育てられた事もあって、相手からして貰った些細な事にでも、和多志の方が恩を感じてしまって、相手に対しての恩返しを、必死にしていたので、それを見て、周りの支配的な人達も、『余計に恩を着せるようになった』と思いますからね。

正直言って、約50年近くも、そういう性格だったので、『恩着せが怖い』し、『誰にも迷惑はかけられない!』と思って、一切、誰にも頼れず、人間関係が常に一方通行で、本当に苦しかったんですよね。

今思えば、『お互いに、相手の悪いところを引き出し合って、人間関係の問題が生じていた』わけですから、和多志も大反省です!

長年の和多志と同じように、今、人間関係に苦しみ続けている皆さんも、これからは意識的に、『人間関係での無理や我慢や必死な努力はしない』ようにして、苦しむ事など決してない、『ありのままの自分で居られる温かい人間関係』を、しっかりと『取捨選択』しながら、再構築して行きましょうね!

今回もご視聴頂きまして、本当に有難うございました!

それでは、また!
こころきょうこでした!

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