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ストリートミュージアム大阪 美術館途中下車③

「わかる/わからない」の視点で、アートに関わる話を、思いつくままつらつらと綴っています…
 本チャンの美術館に立ち寄る時間がなくても、出張先で通りを歩いていると、「お、これアート作品みたい~!」といった思わぬ出会いがあって嬉しくなります。こういう体験のできた場所は、勝手に”ストリートミュージアム”と命名して、記憶にとどめておくことに。今回は大阪(淀屋橋付近)で見つけたこんな”作品”たち。

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街路樹の影が証明に照らされて後ろの壁に映りこんでいる様子…なのですが、風に吹かれて微妙に揺れる動きと相まって、とても幻想的。壁自体もタイル状の模様や色も含めて、シルエットが映える仕立て。こう見せる事、絶対計算してると思います。してやられました(笑)

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同じく照明による”作品”。明るく照らされたところよりも、クリスマスツリーのように見える影のほうに、ついつい目が奪われます。緑色のライトが作る黒い影、それが木に見えるって、何かメッセージ性もありそうです…って、これは考えすぎかな、さすがに。

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こちらは京阪電車の街頭広告の一部。ご当地でこうしたポスターを見かけると、単なる宣伝以上のインパクトがあります。ご当地感があると、それだけで”作品感”が増してくるのは、周りの雰囲気とのマッチングによる相乗効果ですね。あるべきところに”展示”されているわけですから。

まとまった時間が訪問先でとれなくても、気持ちだけでも「途中下車」して周りをその気になって見回すと、心に触れる”アート作品”に出会えますね。これぞストリートミュージアムのだいご味。何せ予約も必要なければ、入場料もいりませんし(笑)

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