【ストV】ゴールドまでに覚えたこと

始めに

 ストリートファイターV(以下ストV)をほぼ初心者から始めて、先日LP4000のゴールドを達成できた。

 何となくランク別に必要なことがあったので、自身の忘備録として、そして同じような初心者の参考になればと思い、書き残す。

 上級者の人が書く初心者講座より、ランクマの実情みたいなのを考慮した対策になる内容を心がける。とはいえ筆者はルーキー帯を簡単に突破する程度に格ゲーの経験があったので、コマンド入力ができません、という段階の人には参考にならないかも。

始める前の筆者の格ゲー力

 格ゲー自体は過去に触ったことがあったので、波動拳や昇龍拳等コマンド技は出せる状態。コンボも少し練習すれば何となくできる。ストVに関してはほぼやったことない。

使用キャラ

 ガイル。理由はウメハラさんが使用していたから。

 使ってみると、コマンド簡単、弾強い、対空強い、通常技強い、飛び強い、トリガー強い、でかなり使いやすいキャラだった。何よりもリバスピがめっちゃ強い。EXソニックでとりあえずゲージ使えて強い。なんでもできる。ちゃんと対応してます、みたいなフリができる。ちなみにトリガー1、スキル1。

ランクマへ潜る前に覚えた初期装備

 最低限の対空とコンボを練習した。以降ゴールドまでこの精度が重要になる。大体”対空出て勝てたなー”という試合が多い。 

 具体的には、飛びから三段、ピヨったときの大Pを挟んだ最大、めくりからのコンボ、対空サマー。

 以降、ランクが上がるにつれて少しずつ装備を増やした。リバスピからのコンボ、コパコパサマー。CAコンボ。クラカンコンボ。Vトリ発動コンボなど。

ROOKIE(LP0~499)

 ソニック撃ってしゃがんで様子見、飛んだらサマー。飛んでこないならこっちが飛びこむ。

 前述したコンボの準備と格ゲー経験があったので、このランク帯は簡単に突破できた。

BRONZE(LP500~999)

 基本戦術はルーキーと変わらない。まだまだ飛んできてくれるし、飛びも通る。大足の確定反撃は取りたい。

SUPER BRONZE(LP1000~1499)

 少し相手が飛んでくれなくなる。対空も少しされる。通常技を振ったり、歩いて投げたりして地上でのやりとりを増やすと、飛びが通りやすくなった。

 とにかくゲージを使えば勝率が上がることを覚える。EXソニックをガンガン使う。Vトリも溜まったらとりあえず発動。これはゴールドまでずっと同じ。(ウルシルくらいでようやく、逆転するためにCAを持っておこう、みたいな思考ができるようになった)

 防御では、重ねてくる人が少ないので起き上がりに最速暴れが通る。

ULTRA BRONZE(LP1500~1999)

 スパブロで記述したがこのランク帯では起き上がりに最速暴れが最強行動となっており、”重ね”ができないと起き攻めでリターンが取れない。

 ここで壁を感じたので、トレモで3フレ暴れをレコードして、投げを重ねる練習をひたすら積んだ。結構難しい。今でも余裕でミスる。リュウ相手にトレモしていたのでリュウだけやたら成功率が高い。リュウはランクマに沢山いるのでそれでいい。

 重ねができるようになると、ブロンズ帯最強行動の最速暴れを一方的に潰すことができる。さらに攻めが継続し、もう一度起き攻めにいける。そして重ねる。これで一気にブロンズ帯での勝率が上がった。

 ガイルに関していうと、暴れに打撃または投げを重ねる→ガードし始めたら投げる→投げ抜けし始めたらリバスピ、のパターンで大分飯が食えた。

 ”重ね”ができるかがシルバーとウルブロの差だと感じた。

SILVER(LP2000~2999)

 一番停滞した(LPの幅が広いので当然だが)。

 しゃがんだガイルに飛んでくる人が少なくなり、ここまでの基本戦術ソニックとサマー待ちだけでは勝てなくなってくる。逆に立っているガイルには飛んでくる人が多いので、しゃがみ大P対空を練習。対空の手段を一つ増やすだけで頭がごっちゃになる。一時期はサマソ対空を止めてひたすら大P対空しばりで試合してた。

 また、飛んでくれることを期待して様子見が多くなり、相手にやりたい放題されていたので、開き直って逆に飛ぶことを増やす。対空されやすいキャラ、対空から痛いダメージが出るキャラを、やられて覚えていく。

 これ以外にも基本的には痛い思いをしてやっちゃいけないことを覚えていく。トリガー2のケンに不用意に飛んだり弾撃ったり。何回もやられた。

 防御手段は遅らせグラップを覚えた。遅らせグラップはかなり有効で、シルバーでは遅らせグラップを狩ってくる人がほぼいない。

 ちなみにここでbeastcup(ウメハラさん主催の初心者大会)に出場。シルバー~プラチナの人と直接話しながら練習できたのでかなり上達できた(上述の飛びを増やしてもいい、はチームメイトの方のアドバイスでした)。

 大会後連勝してスパシルを達成。しかしながら上振れでしかなく、そのあともしばらくシルバーとスパシルで停滞。

SUPER SILVER(LP3000~3499)

 上述したようにシルバーに落ちたり、上がったりしながら停滞。

 ただただランクマをやっても仕方ない状態になったので、初心者向け動画を漁って座学をする。

 その結果、密着有利を作って投げかリバスピ、というシンプルな戦法がめちゃくちゃ強いことを認識。結構な革命。ここまでは飛びがガードされたら屈中Pソニックと入れ込んで相手にガードされて終わっていたが、飛びをガードされたら微歩き投げ、抜けるならリバスピ、で簡単に択れることを覚えた。相手が対空見るなら前ステして小パン投げ、またはリバスピ。スパシルくらいから遅らせグラップしてくる相手が増えるが、それも全部リバスピで狩れる。

 本来投げ抜けする相手にはシミ―やグラ潰しを習得する必要があるが、それをすっ飛ばすリバスピがめちゃくちゃ強い。ただ、暴れてくる相手には投げもリバスピも潰されるので、バンストでクラカンを取ることにした。

 動画漁りとは別に、ランクマで負けたらリプレイを見直し、キャラ対策をトレモで調べるようにした。そこで調べたことは小さなことでもメモするようにした。一日ひとつだけ強くなるを実践した。こちらはモチベアップにもつながった。メモの内容は、立ち回りで相手がやってくること、確定反撃、やられたネタ、やっちゃいけないことを書いた。なんなら”よく分からないからとりあえず攻める”みたいな酷いメモもあった。

 精度は低い状態だったが、上記のメモ、そしてリバスピの猛威で勝率が大きく上がり、ウルシルへようやく進むことができた。

ULTRA SILVER(LP3500~LP3999)

 上記スパシルで手札を増やしたため、精度を上げることとキャラ対メモを充実させること以外はやることが変わっていない。

 ゴールド相手でも密着作って投げかリバスピで通用した。

 この辺でちらほらいて困ったのが、やたら下げり続ける相手。対空見つつ下がって弾撃って、相手が前のめりになったら飛ぶ、みたいな。理屈では画面端に勝手に進んでいくので落ち着いて追い詰めればよいが、ついつい無理に追ってしまい弾に当たったり対空されたり飛びを通されたりしてしまう。

 とはいえ、理屈は変わらないのでイライラせず飛びを見ながら慎重に追い詰める以外やることはない。このパターンの相手を克服してゴールド達成。

まとめ

自分の中で大きなポイントになったのは以下。

・ゲージを使う
・”重ね”を覚える
・遅らせグラップを覚える
・密着から投げ、投げ抜けを狩る動きで相手に択を迫ることを覚える。
・負けたらリプレイで敗因を調べる。キャラ対をメモする
・下がる相手に焦らない

 ガイルにキャリーしてもらった感もあるが、個人的にはこんな感じでゴールドにたどり着いた。

 スト6が発表され、ストVの終わりも近いが、プラチナ目指して頑張る。

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