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弥生 王座への帰還

3月のスタッツ

四麻

先月は、月末に地獄を引いてあっという間にPtを溶かしてしまった四麻だったが、3月はというと…。

まぁ、なんというか普通にPtを盛った感じだった。

普通かな…
厳選した立直
裏ドラもっと乗れよ

正直、2月末に地獄で減らしたPtを取り戻せていない時点で、とてもツイてると感じれなかった。
そもそも、この和銃の成績だともう少しラスが少なくても良かったんじゃないの?と思う。ラスった半荘が、あまりに何もできない超地蔵ラスで、なんだかなぁという感じだった。

勝てた対局も、楽な展開がそこまで多かったわけでは無く、序盤はリードされることが多々あり、しんどい半荘が多かった印象。やっぱり、東場で大きく突き放してあとは局消化してトップ!というのが一番楽チンだ。

そういう展開が続くのがツイてる状態だと思ってる。

ただ、地蔵ラス自体は自分的にはOKだ。とにかく避けられる放銃を可能な限り避けて、放銃してのラスを極限まで減らせば、極端な話、ラスは全て地蔵ラスになるはずだ。そしてその地蔵ラスは受け入れる。それでかなりの低ラス率は実現できるはずなのだ。その下地を作った上で和了率を底上げするのが今の取り組みの方針。なので、地蔵ラスを何とかしよう(減らそう)とは思ってはいけないのだ

とまぁ、雀聖昇段を前にかなりの足踏みをしてしまっている四麻だが、焦って雀聖になるのが目的でもないので、今後もゆるりと進めて行こうと思う。

サンマ

今月のサンマは本アカの方(金の間縛りの方)しか打っていないので、そちらのスタッツを。

こちらは、先月の好調を引き継いで、なんとあっという間に雀聖昇段!祝!
これで通算3回目の金の間での雀聖到達となった。
そんな3月の金の間スタッツはこちら。

どんだけ?
厳選した良型立直
圧倒的な局収支

いやもうとにかく勝った。自分的には、後手になったらオリるのを徹底していただけだったが、軽くて高い手がすんなり入ってくれた。今回は特に苦労も無く昇段し本当に良かった。
正直なところ、前回昇段戦から3000pt失った際に、「さすがにもう金の間はやめようかな…」と思っていた。そもそも、金の間で打って得るものもほぼ無いし、時間の無駄感が半端無いな、と…。でも、本アカのイベント消化のためにチビチビと打っていたら、あっさりと昇段することができた。まぁ、諦めずに打ってて良かったかな。ただ、今度降段したらどうするかは改めて冷静に考えたい。ホントに時間の無駄だからね。

因みに、ランキングを調べてみたら、1000戦以上のランキングでなんと3位率で1位だった!

1位は嬉しい

金の間で1000戦以上打つ強者がそもそも居ない、ということもあるので、あんまり意味も無いランキングではあるが、それでも1位というのは嬉しいものだ
誰か暇な人がいたら抜いてみてくださいなw

王座よ私は帰ってきた

ということで無事に雀聖に昇段したが、大事なのはここからである。

過去2回の王座の間チャレンジでは、いともたやすくボコボコにされて降段しているのだ。
今回は心して臨んだが、そのスタッツやいかに。

戦えてる?

なんと、今回は今のところ戦えてる風である。さすがに過去2回の失敗から学んだことは生かしている。
具体的に気を付けていることは下記のようなところ

  • 先制したら立直

  • 副露は控えめにする

  • 先制されたら徹底してオリる

こんなところだ。シンプルだが、徹底するのは簡単ではなく、以前はこれらが全然できていなかった。今回特に意識したが、2つ目の副露を控えることで、とにかく『鳴き無し』を押して、最速立直を目指して打った。その結果、なんと立直率が30.35%になった。自分の金の間での通算の立直率は20%以下なので、今回の王座の間でいかに全力で立直に向かったかがわかる数値だ。さすがに30%代は高すぎると思うが、その辺は今後バランスを調整していければと思う。今はとにかく牌効率MAXで最速聴牌を目指すのに特化した方が良いと思っている。

それにしても、王座の間はトイトイが無くて良いね。バカみたいにトイトイされるのが大嫌いなので、それが無いのがホントに楽しい。

長らく金玉ルーパーならぬ、『金王ルーパー』をしていたが、今後は王座の間にしっかりと定着して、雀聖坂を着実に駆け上がって行きたいと思う。

とか書いておいて、来月にあっさり降段とかしていないことを祈りつつ、今月のスタッツ紹介を終えようと思う。

牌譜紹介

さて今月も少しばかりの牌譜紹介をば。

いつものように四麻からの抜粋だが、まずは東パツの場面から。

意味不明なドラ引きで聴牌した場面でどうするか?

何これ!?

これまでだったら、「マンガン確定で、ツモや高めで跳満!」と言って喜んでダマにしていたが、最近はちと違ってる。
ここは、勝負を決めるべく立直!
なにせ、1pの場況が神のように良い!

リーチにゃ!

すると、2巡後に僥倖の高めツモで裏無しで倍満!この半荘はこの一撃でトップだった。今月の数少ない先行逃げ切り半荘だった。

やはり、こういうリーチは大事。この立直は和了率をそれほど下げていないと思う。なお、山に居ると思った1pは他家にアンコだったが、なんなら手詰まったらアンコ落としされそう「ワンチャンス!」つってね。

山にねぇじゃん!?

ということで、自分に珍しく果敢な立直をかけた局の紹介だった。
というか、ここ最近は「こういうリーチをかけれるようにしないと」と思って打っていたので、「ちゃんとできるようになってるな、よしよし」と一安心した。

次は南2局、まだまだ全然ラスの可能性がある3着目。平和の聴牌でどうするか?

1巡ダマったが…

実は前巡でダマにしてしまったが、考え直してここは立直!

リーチにゃ!!

これも、以前であればダマにしていた。

  • 役ありで、和了って2着でラス前に迎えることができる

  • 36sの場況は不明(なんなら悪そう)

  • 1000点を2000点にしても…

など、ダマにする理由はいくつか挙げられる。しかし、ここで1000点和了ってもラス率は依然として高いままになる。この局を含めて残り3局のうち、どこかしらで無理をする必要が出てくる点差だ。となれば、頑張るのは今では?という考えだ。聴牌という確実なアドバンテージがある今こそリスクを負うべきだ。ここで1000点でも多く加点しておくことがとても重要だし、仮に何か失点する状況になっても、南3の親番が残っている。

ということで、ここは立直だ。以前は南2での役あり立直などはほぼしなかった。そのせいで得られるはずのPtを失っていた部分は大きいと思う。逆に、この立直で失敗する確率はそれほど多くは無いはずなのだ。

自分的にはこのバランスは重要なので、忘れないようにしたい。

ん?結果?
結果は、無事ツモ(裏無し)。そして最終的には親でマンガンをツモったので、この和了自体はそれほど勝敗に影響を及ぼさなかった模様…。

700・1300!

次はこちら

仕掛けた親で聴牌したところ。さてどうするか?
どうするか?って「そりゃ聴牌取るんじゃないの?」というのが多数派かもしれないが、自分は違った。
打7mで聴牌外しを選んだ。

カン6mは嫌

正直、自分はこの形からカン6m聴牌には取れない。カン6m待ちと心中する気にはなれないのだ。
勿論、その後の両面変化もある。だが、あるにはあるが8mは2切れだし、この後嬉しいツモは4m、5m、6m(ツモ和了)、8mくらいだ。
一方で、7mで聴牌外した場合に嬉しいツモは、2m、4m、5m、3p、5p、6p、8p、9pとなる。これだけあれば、6巡目なら外しでいいと思っている。

というか、自分はかなり愚形の聴牌は外してしまうし、そもそも愚形待ちにならないように打っている。
そのせいで牌効率的に後手に回っている場面もあるとは思うが、結局守備とのバランス的には悪くないと信じている。

因みに、自分の立直スタッツはこちら。

サブアカの玉の間300戦以上のデータ

物凄く多面・良形率が高い。愚形リーチを避けている何よりの証拠だ。正直なところ、愚形リーチをかけれないのが自分の弱点でもある。しかし、一方で、ラスを引く大きな要因の一つに立直負けがあると思っている。ハイリスクハイリターンなのが立直なのだが、自分なりのリスクリターンの割合を勘案した結果が、この立直スタッツになる。今後も修正はしていくものの、自分の放銃率の低さはこの立直の質で成り立っているところが大きいし、自分の武器の一つとして大切にしていきたいと思う。

因みに、今回の牌譜の結果はというと、速攻で5mをチーして369p待ちにでき、すぐさま和了ることができた。

計画通り

今回は攻めの場面を3つほど紹介した。自分の課題は攻撃面なので、今後も意識して取り組んでいこうと思う。

こんなところで今月の牌譜紹介はおしまい。

おわりに

思えば、2年前の3月31日に雀聖2になって、4月から地獄の低迷期が始まった。あれから随分とピヨピヨ麻雀に寄って行ってしまった気がする。
それを見直し・矯正するためにサブアカを作ったのだが、少しずつ光明が見えてきた気もする。でももう2年も経つのか~。

息子が幼稚園に入園してから早2年。すくすく育ってて嬉しい限りだ。
そう、大事なのはそれだ!結局、麻雀の成績なぞ二の次じゃ!

ということで、4月からも引き続き、麻雀に生活を狂わされないように過ごしていきたいと思う。(結論は結局それ)
それではまた。

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