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卯月 雨と晴れと

6月のスタッツ

6月が終わり、早くも1年の半分が過ぎ去った。
そして、いよいよ待ち望んだ夏が来るが、その前に6月の成績でも振り返っておこうと思う。

四麻

まずはいつものように四麻から。

四麻は、月の初っ端から急な地獄を味わうことになった。

地獄は急にやってくる

なんか知らんが4日で7ラス…。あっという間に原点を大きく割り込み、後段もチラつくまでにptを減らしてしまった。

これには流石にガッカリきたが、今回の地獄は不思議とキレる事もなく、そして別段焦る事もなく、淡々と「はいはい、そうですか」という気持ちで捉えていた。
何故か後段もしない気がして、「そのうち戻せるっしょ」と楽観的でいられた。
何でかはわからないが、兎に角そんな心持ちだったのだ。

なので、特に何も変わらずボチボチ打って行ったのだが…

急にツイた

今度は何故か急にツイた。
特に無理押ししたわけでは全然無いのだが、自分にしては珍しいくらいトップを量産した。トップ率30%は中々。
守備型でも、ツキがくればこのくらい勝てるならやっぱり玉の間は守備型がいいのでは?0と思ってしまう。
結局月初めの連続ラス以降は、ラスを引く事なく27連ラス回避でfinishとなった。
やはりこれくらいラス回避すると、かなりptが盛れる。結局連続ラス回避中に2000pt近くを積み上げることができた。

ということで、ふたを開けてみれば圧勝の6月だった。
このままの勢いで聖2に昇格目指して来月も頑張ろう。ボチボチね。

サンマ(本アカ)

さてお次は本アカの方のサンマ。

こちらは、月末まで一進一退で進んできていたのだが、6月もあと数日となった月末に急に大崩れした。

やってしまった…

大崩れしていた期間(2日間)のスタッツがこちら。

放銃率が高すぎ
立直放銃Aがヤバい

明らかに放銃率が高く、その中でも立直放銃Aの数値が異常に高い。一方で立直放銃Bの数値はかなり低いので、立直宣言牌で放銃しているケースがかなり多いことがデータからわかる。

これは、聴牌効率を重視するあまり、手をブクブクに構えすぎていると考えられ、実際に自分の意識でもそういう打ち方に寄ってしまっていた。
手があまり入らない時に、チャンス手をどうしても和了りたくなり、ブクブクに構えてしまうという構図。
四麻を打っていてもあまりそういうことはしないのだが、まだサンマの打ち方にアジャストできていないのが浮き彫りになるスタッツだった。

要するに、今回の負けは不ヅキが原因ではなく、単純に自分が下手クソだったということになる。

3ヵ月前くらいは、意識的にスリムにして打ってたのに、いつの間にか麻雀がズレてしまっていた。
結局これまで数万戦を打ってきている四麻と違って、サンマはまだ3000戦程度。自分の中にしっかりとした軸が無いので、油断すると打ち方がすぐブレてしまうんだと改めてわからされた。

とはいえ、ちゃんと負けの理由もあり、それに気づくこともできたので、この反省を生かして再浮上目指して頑張って行こうと思う。

自分の性質上、負けた時の方が燃えるので、この負けを糧に強くなりたい。

サンマ(サブアカ)

さて、一方のサブアカの方はというと、こちらは何とたったの5戦しか打っていない。

たったの5戦w

そして、その5戦で雀聖2に昇段した。

あっさり昇段

本アカがあれだけ苦戦しているのにも関わらず、こっちはいとも容易く昇段。当然打ってる人は一緒だし、打ち方も特に変化をつけていないので、単純に運の偏りか。

今回の聖1区間のスタッツがこちら。

サブアカはバカヅキw

たったの26戦なので、本当にバカヅキ。
ただ、本アカと同時並行で打っていたので、合わせると、±0という感じ。

しかし、一つ思うのは、やはり打数を増やすと成績が悪化しがちな傾向があるということ…。サブアカは1日1戦くらいしか打たないが、本アカで熱続行すると、やはり雑になっている気がする。

なんにしても、昇段はやっぱり嬉しい。段位戦の醍醐味だと思う。この僥倖を大切にして聖2坂に挑戦していこうと思う。

とはいえ、まずは本アカを赤色に戻してからかなぁ。

というところで、6月のスタッツはこの辺で。

牌譜紹介

今回の牌譜紹介はまずはサンマから。
下手クソな牌譜を晒しておく。

是が非でも和了りたいドラ4の手牌。不要牌の7pをツモったところで何を切るか。

イライラしていた 何でもよかった

これは、明確に4p切理が良いと思う。牌効率的に枚数の多い7pを残した方が良いし、安全度的に上家には、4pは現物で7pもほぼ通る。だが、対面に対しては明確に両無筋の4pの方が危険だ。したがって、攻撃・防御の両面からだ4pと言えると思う。

イライラにつき高速ツモ切り

こんな単純な比較なのに、負けが込んでイライラしていた自分は手拍子で7pを切ってしまった。イライラしていると、とにかく早く打ちたくなってしまうのだ。

リーチ放銃A

そして、直後に対面から立直が入り、同順聴牌で打4p。そして一発放銃。

7pは通ってた…

7pであれば通っていた。これは結果論では無い。明らかな自分のミスによる放銃。その結果当然のラス。要するに下手クソなのだ。

残酷な現実

そして、おまけとして、こちらは結果論にはなるが、4pを先切りできていれば自分が6pを一発でツモっていたらしい。そうすれば倍満で、この半荘は恐らくトップだったろう。
このミスで±500以上の差だ。とてつもなく大きい。

麻雀は微差を積み上げるゲームと言われているが、それ以上にこういった大差のミスをいかに無くしていくかの方が何倍も重要だと再認識した。

次は四麻から。

悲惨なダブロンの図から。

まぁ立直はするし已む無し

これ、下家は次北を切ったと思うんだよねぇ。無念としか言いようがない。

ここから入れる保険はありますか?

そして、東1局でこの点数。ほぼおしまい。
自分はもうこの時点でこの半荘のラスは受け入れる気持ちを作って、その上で全力で頑張ることにした。

この局を2000点で和了るのが大事

この点数状況だと2000点の和了りは拒否して、発はスルーする人が多そうだが、むしろ東1局なら普通に打った方が良いと思っている。
どのみちラス濃厚。その上和了率を下げるような打ち方をしていたら、すぐに飛んで終わるだろう。

その後も細かい和了りを重ねていって…、

刻んで
さらに刻んで
執念のラス回避!

なんとあの絶望的な点数状況からラス回避に成功!
やっぱり冒頭の2000点が大きかったと思う。「ラス目につき」と無茶な麻雀をするのではなく、どこまでも現実を向き合った打牌をすることが大事だなと実感した半荘であった。

今月は2戦だけだがこの辺で。

おわりに

もうすぐ本格的な夏が来るわけだが、6月は一足先に息子と夏を満喫していた。クワガタは意外と時期が早い、ということで、近所に息子と何度か虫捕りに行き、ついにノコギリクワガタのオスをゲットした!
木を蹴ったらドサドサっと落ちてきて、自分も息子も奥さんも大興奮!
野生のノコクワを捕まえたのは中学生の時以来なので、本当に嬉しかった。息子も喜んでくれて大満足。

どさッ!
カッコいい!!

ということで、6月は麻雀の成績関係なく、とても充実した日々だった。いよいよ夏本番。去年が群発頭痛でかなり悲しい夏だったので、今年は去年の分まで満喫しようと思う。
それではまた。

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