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デザインのルール設計

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デザイン原則、デザインシステム、ガイドラインの考え方や運用について理解を深めるためのまとめ
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#カラーパレット

IPの世界観に寄り添う、マルチブランドなカラーシステム設計論

はじめにこのnoteで紹介するカラーシステム設計プロセスは、多くの人にとってはやりすぎで、役に立たない場合も多いです。 既存のカラーシステムやカラーシステムジェネレイターを利用するのが、最短かつ最適ルートだと思います。 デザインシステムやカラーシステムは「プロダクトのためのプロダクト」なので、とある事業における一つの解である、という前提で読んでください。 今もまだ多くの課題を抱えたものではありますが、イベントなど様々な場面でカラーパレットに興味を持っていただける機会が多か

カラーパレット作成の参考にした記事、他社のデザインシステム

株式会社アンドパッドでUIデザイナーをしている、よつくらです。 アンドパッドのデザインシステムでカラーパレットの作成を担当しています。カラーパレットの作成・更新を何度も行ううちに「これもっと早く知っておきたかった….」と思うようなことがいくつかあったので記事にまとめました。 この記事で触れている内容UIデザインに必要なカラーパレット(アンドパッドのデザインシステムではリファレンスカラーと呼ばれる)の作成・更新に必要な知識、他社事例 この記事で触れていない内容ブランドカラー

【永久保存版】 デザインシステム「カラーパレット」を徹底調査しました

サービスのカラーパレットをバージョンアップさせるべく、デザインシステム「カラーパレット」を調べることになりました。 開発チームからの要望としては「どうせ新しくするなら、漏れのない状態を目指したいね」ということで、iOS/Androidのガイドラインから始めて、話題になっていたAmebaスピンドル、さらに他社のデザインシステムも含めて徹底的に調査しました。 先に調査結果ですが、大枠でまとめるとこのような形となりました。 ・色は、明度差も含めたトーンをパレットとして持ってお