男性看護師の人間関係 師長編その5
前回までは、常勤看護師が退職を伝えてきたこと、パートの看護師が自分の希望が100%通らない事への不満からダブルワークを開始し、ダブルワーク先の出来事を当院へ持ち込もうとしたことまで紹介しました。
常勤看護師Aが私に退職の意向を伝えてきて3か月が経過した10月頃の話です。
年が明けるまで退職の事は黙っておいてほしいと言われ、黙っていましたが、自分でいろんな人に言い回って1ヶ月後にはほとんどの人に知れ渡っていました。
そんな折、院長と今後について話をする事がありました。
そこでは、なんと私に対しての不平不満を聞き取り調査していたではないですか!!!
そこでの話では、
外来業務以外何をしているかわからない
代診の先生を送迎した後、なぜ戻ってこないで帰宅するのか(土曜日に代診の先生が来ており、駅まで送っている)
各部署のリーダーでLINEグループを作っているが返事をしない
など皆が抱いている不平不満と言って私に伝えてきました。
勿論、全てに対して回答しました。
外来業務以外は、勤務表の作成や外来で必要な資料の印刷、作成、修正、補充。
当院の診察予約枠の作成業務など多岐に渡るので、その業務をしている。
代診の先生を送る=外来終了なのに誰もいない所に戻る必要があるのか
最後の人が戸締りするだけ。
LINEに返事をしないのは、内容が先生の誕生日に花を贈るだとかの事。
私は必要ないと思っているが、気持ちとしてやりたいならやったらいい。
お金は出すけど口は出さないと数人には言っている。
などなど伝えました。
そんなことをして何がしたいのか聞きましたが、納得のいく回答はありませんでした。
その後も訳のわからない言いがかりを言われたこともありました。
私にしてみたら信用も信頼もしてもらっていた院長から梯子を外された感覚でした。
その後、診療が終了してから話をするタイミングがあり、院長から話かけられました。
全ての内容において、院長が話を聞いた人は、点で話をしているだけに過ぎない。
私は線で考えている。
点で話をしている人は、その点の問題は以前の自分の行動から来ている事なのに、それを棚に上げて話をしているだけだと主張しました。
過去の事を言っても今の問題が解決しないと院長とは平行線で解決はしませんでした。
そしてそんな人の話を真に受けるなんて短絡的ですねと伝えました。
院長の勘に触った様子で、院長にそんなことを言うって事はそういう(辞める)つもりで言っているのかと言ってきました。
そのつもりですと伝えその日は帰りました。
それから1か月ほど経過し、院長から食事に誘われ再度続きの話をすることになりました。
そこでは、辞めてどうするのかとか今後の事など話をしましたが、明確に回答する事はしませんでした。
ただ、辞めると言っている人がいて、その人より先に辞めるのは違うと思っており、クリニックだけでなく患者さんにも迷惑がかかるので、それだけは避けようと進退を決めるのは翌年に持ち越しました。
年が明け、C氏からダブルワークを辞めたと報告を受けました。
精神的に継続は厳しかったと話し、ここで頑張りたいと言ってきました。
院長はうれしい事だと話していたそうですが、私はそうではありませんでした。
A氏が3月いっぱいで退職するため、年が明けたら募集をかける予定をしていましたが、あろうことかC氏に常勤の話を振っていました。
皆で話をする状況があり、その話題が出ました。
私は、乗り気ではなかったですが、常勤で働くにあたり午後からの勤務も出てもらわないと困ると伝えました。
少なくても週2回は伝えましたが、C氏は週2回は厳しいと話しました。
ある程度譲歩できるところは考えてあげましたが、結局、C氏が常勤は難しいとの話となり、新しい看護師を募集する事になりました。
無事にA氏は退職しましたが、新しい方が・・・
続きは次回に。
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