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白ナンバー対象のアルコール検知器の使用義務化が延期される模様

警察庁が、2022年7月15日からパブリックコメントの意見募集を開始しましたが、その中で、アルコール検知器の使用義務について「当面の間延期」とする方針を明らかにしています。

昨今のアルコール検知器の市場への供給状況等を鑑み、安全運転管理者に対するアルコール検知器の使用義務化に係る規定を、当面、適用しないこととすること等を内容とする「道路交通法施行規則及び自動車運転代行業の業務の適正化に関する法律の施行に伴う道路交通法施行規則の規定の読替えに関する内閣府令の一部を改正する内閣府令案」について検討するとのこと。

募集要領では、延期の背景として、「供給状況」に問題があることを記載しています。世界的な半導体不足のなか、全国から一斉に発注があり、2022年10月までに在庫を確保することが困難な事業者が多くいる、と見ているようです。(実際その通りです)

ただ、あくまで「義務化の延長」であり「やらなくてよくなった」という訳ではありません。今から備えておくべきではあると思われます。

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