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あそびについて

2023.12.5
昨日、仕事をあそんでるように楽しめている状態を「ワークプレイング」と呼ぶことにした。と書いたが、この『あそび』についてもう少し深掘りたい。

このあそびには、ハンドルのあそび、などの意味で使われるあそびも含まれている。
これはメカ的な話で余裕代、というような意味で使われる。
例えばギアとギアの噛み込む部分にもこのあそびがあって、この微妙な隙間に潤滑油やグリスが入り込んでスムーズにギアを連動させてくれる役割を持つ。このあそびが無くきっちりしすぎていると摩擦が大きくなってうまく連動してくれない。

おもしろいのは上記の意味のあそびは、英語でもplayが使われるということ。
日本語でも英語でも余裕という言葉には別の単語も使われるのに、メカ的な余裕代にはあそびやplayが使われる。
これを言い出した人は誰だかわからないけど、言葉の概念としてすごい発明だ。

「あそびがないからギアとギアがうまく連動しない」

これは多くの組織やチームで起きていることではないかと思う。

仕事には遊戯的なあそびや、ハンドルのあそびがあってこそちゃんと連動する。
だけどもちろん、両方の意味であそびが大きすぎてもだめで、きっちりやるところはやる部分も必要。

こういう意味のワークプレイング(work playing)を作っていきたい。

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