やっぱ好きだぜこの映画❗️②~破られた均衡!凄腕エクソシストの黙示録~『コンスタンティン』
どうもこんにちは!Kyazuです。
気に入った映画を紹介したく思うままに書き綴る第2弾です!
今回はこちら❗
『コンスタンティン』
監督 フランシス・ローレンス
原作 『ヘルブレイザー』(Hellblazer)。
出演者 キアヌ・リーブス レイチェル・ワイズ
制作会社 ヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズ
配給 ワーナー・ブラザース
公開 🇱🇷2005年2月16日
 🇯🇵2005年4月16日
上映時間 121分
🔷あらすじ
この世には天界、人間界、地獄の3つが存在する。
基本各世界に行き来する事は出来ない。
しかし現実は『ハーフブリード』と呼ばれる天界、地獄各々から遣わされた中性的存在が人間界に干渉し住みついている。
本作の主人公、ジョン・コンスタンティン(キアヌ・リーブス)は人間界で悪事を働くハーフブリードを退治する凄腕の悪魔祓いである。
そんなある日、依頼された悪魔祓いをいつも通り行うも今までと違う違和感を覚える。
互いの領域を侵さないことが絶対の保たれていた均衡が崩れはじめ、周囲で不可解な事件が起こる。
コンスタンティンは妹の死をキッカケに事件と関わる女刑事アンジェラ・ドッドソン(レイチェル・ワイズ)と共に恐るべき陰謀に立ち向かう‥。
🔶見どころ① 個性的なキャラクターたち🎬
本作『コンスタンティン』は魅力的なキャラクターが映画に彩りを加えます。
まず主人公のコンスタンティンはよくある正義感溢れるヒーローではないです。
っというのも☝
生まれつき強い霊力を持ち、人間とハーフブリードを見分ける能力ゆえに。
その運命から逃れるため、10代の頃自殺をはかり2分間死亡したもののすぐに蘇生され。
キリスト教の教えだと自殺は最大な罪なため、その短時間でも自殺と見なされ、死後は問答無用に地獄へ落とされることになってしまいました。
そこでコンスタンティンは決意するのです。
(この能力で神に恩恵もらって地獄行き回避せにゃ😨)
それがコンスタンティンの悪魔祓いとしてのスタンスです。
しかしそんな思惑は天界に看破されており、どんなに結果を出そうともなかなか受け入れられない現実。
しかも10代からタバコを吸い続けるヘビースモーカーで末期の肺がんを患い。
余命も幾ばくもない‥。
八方塞がりな現状に性格は非常にひねくれており、そんなやさぐれ具合をキアヌ・リーブスが良い味出して演じています。
いわゆるアンチヒーローであり、嫌々ながら悪魔祓いをするもやっぱりカッコいい❗
呪われた運命に泥臭く足掻きながらも、悪態一つ添えて完璧に仕事をこなす姿は紛れもないヒーローだと思いました。
その他にもコンスタンティンに協力する仲間たちや、各々の思惑で動く天界、地獄のハーフブリードなど個性的な面々も面白い!
特に終盤で現れる悪魔の最高位サタンがなかなかファンキーで、このサタンとコンスタンティンとのやり取りは個人的に好きな場面です😊
🔶見どころ② 特異なアート性🎬
監督のフランシス・ローレンスはアーティストのMV監督出身であり。
ところどころに見せるアート性も見所です。
特に『悪魔祓い』というダークなテーマに沿って、陰影を用いた絶妙なシルエット感や、青や緑などの色合いが現実に潜む異世界感を演出します。
また、聖書や神話、いわくつきの事柄などに出てくる武器や事情、悪魔や天使のビジュアル、地獄の世界観などよりスタイリッシュに描かれています。
普段なかなか読むこともなく、むしろ敬遠される聖書の中身もこのアーティスティック的な描写によってより分かりやすく好奇心が刺激されること間違いないです❗
🔶終わりに
キアヌ・リーブス主演となると『マトリックス』が印象強いですね。
本作もマトリックス終わって、わりと直近で公開されたのであまり世間の浸透は薄い方だと思います。
ですが宗教的な世界観をここまでスタイリッシュに描き、一つのアクション映画として成立させた本作は是非おすすめしたい映画です!
皆さんも現実に潜む人ならざるモノたちを垣間見てみませんか?😏
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