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ダムラウ、ヤンソンス、バイエルン放送響

リヒャルト・シュトラウス 四つの最後の歌
リヒャルト・シュトラウス 英雄の生涯

どちらの曲も学生時代から20代の終わりにかけて何百回も聴いた。それなのにスコアは見たことないし、最初から最後まで口で歌えるわけでもない。だけれども頭の中に理想的な演奏が何となくイメージとしてあって、それを超えるものでないと中々満足出来ないそんな曲だ。四つの最後の歌を聴いていたのはジェシーノーマンの歌。英雄の生涯はカール・ベームのもの。

こちらの期待としては、生演奏での三次元の響を期待しているのだけど、フルヴォリュームの演奏になると、どうしても2次元的に音が聴こえてしまいがちという難点がある。本日の演奏も、悪くはないけど、CDの名演奏とあまり変わらない印象だった。

ダムラウにはこの歌には無理があるのではないか。アナ・ラーション、エバ・マリア・ウェストブルック、シュテンメあたりで聴いてみたい。

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