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志事創り。『働く』と向き合う

昨日から、2/15までの期限つきで
内職の仕事をはじめました。

事の発端は、
知り合いの方のFacebook投稿。
その方は、
きっと本人も覚えていないと思うけど
ハンドメイドをはじめたばかりの私に
いろいろアドバイスしてくださった方。

だから、
力になりたかったというのと、
私自身、
『仕事』に向き合ってみたかったから
やってみたいと思った。

仕事と向き合う。

なにも内職じゃなくても、、と、
思われた方もいらっしゃるかもしれません。

一つ作って1円。
昨日3時間ほどやって、200個。
つまり、200円。
私が住む地域の最低時給が1000円くらい。
しかし、これは時給100円にもいかない。
そう考えると、心折れそうになりましたが、
やりながら、思い出しました。

私の初めての労働。
労働記憶。
家業の手伝いの果物の選別作業。

何時間も立ちっぱなしで、
海外からきた
レモンやら、オレンジやら
箱を開けて、腐ってるのは捨て
綺麗にふいてからビニールに詰めて
テープでとめる。
ラジオをかけながら
3時間以上。
時々、お小遣い程度もらえるくらいの
そんな労働。
しかも、家業だから逃げられない。
嫌でもやらなきゃならない。
でも、その時だけ家族みんな揃う。
同じ作業を通して一体感があって
無茶な量が多かったけど、
そんな時ほど
終わった時の達成感があった。
終わったら親の役に立てた喜びもあって
どこか嫌いじゃなかった。
父親の笑顔が見れる貴重な時でもあったから。

しかし、こう漢字で書くと、
『仕事』って『仕える』事って書くんだな。

まさに、
私にとって、仕事は嫌々やるもので、
幸せとかワクワクとかからは遠い。
一体感、達成感を
味わうだけのものだったんだ。
そう刷り込まれていたのだ。

それが分かった。

分かってよかった。
何か一つ軽くなった気がする。

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