見出し画像

深刻な「恋のあらすじ」不足

「恋のあらすじ」とは…?
ジェームス・三木作詞。池辺晋一郎作曲という当時としてはまことに贅沢な挿入歌?(というかイメージテーマsong)にも関わらず、ドラマ終了後(尺が余った)に初めてかかるまで全く知られていなかった幻の名曲。澪つくし初期の頃によくかかっていた。
尚、年が明けてから一回しかかかってないので、クラスターからは「今日も恋あらナシか…残念」と羨望されるまで認知度は広まった。


そんなこんなで『澪つくし』もついに終盤に入りました(ずっと同じことを言ってる)

澪つくしには当時、人気だった明石家さんまがラッパの弥太郎というチャラい役で出ているのです。
これが朝ドラクラスターの中ですこぶる評判が悪く、弥太郎はフーテンの寅次郎のような役なんですけれども…

❶何故?関西方面から関東地方のとっぱずれ(千葉の銚子)まで流れついてきたのか?何かヤヴぁいことして地元にいられなくなった(と推測される)が、結局最後まで語られず…
❷醤油屋「入兆」で働いたりー漁業「吉武」働いて、また入兆に出戻ったりーストーリーの都合上とはいえ無理矢理過ぎない?
❸んが!職場を変える理由は物語の中できちんと説明されており(1回目→従業員早苗ちゃんに手を出した。2回目→久兵衛と将棋の勝負で勝った)そこはさすがジェームス脚本!抜かりナシ!ですが、どうも箸休めのギャグ(ほのぼのコント)がサッパリ笑えない
❹弥太郎がヒロインかをるちゃんに好意を寄せる(設定)というのが蛇足過ぎない?(そんなにかをるちゃんのことを好きそうにはみえないし…)
❺これは大阪出身の沢口靖子がさんまがしゃべると関西弁に引きずられるからあまり近付くな!と上からキツく言われてたという有名な逸話がアリ
❻惣吉さんが亡くなって、傷心のかをるちゃんに即求婚するとか、弥太郎マジ信じられなーい
❼それよりもっと梅木とかをるちゃんの関係が深まるシーンを書いてくれればよかったのにぃー(好き勝手言う視聴者)

とにかく明石家弥太郎は一旦退場(もう本当に出てこないよね?)となって、朝ドラクラスターがさんまがやっといなくなったという…誠に稀有な現象が起きました。

さんまちゃんの人気って、当時はどれくらいだったのでせう?『オレたちひょうきん族』ぐらいしかみてなかったのもので、よくわかりま千円…

うーん。🤔そうね〜??

人気YouTuberヒカキンとか、東海オンエアさん並みにきゃあきゃあと世間的には人気者だったのではないでしょうか?※ごめんなさい。ヒカキンさんも東海さんのこともよく知りません(けど…多分そんな感じ)

そう思うと、昭和の朝ドラの立ち位置って今と真逆かもしれませんネ
昭和☞人気があるから国民的朝ドラに◯◯さんが出演します。始まる前に芸能ニュースになる
令和☞ドラマで光る役→このイケメンは誰?気になる(名前と事務所チェック)応援しよう!今後も売れて!出番が終わった→もっと出してー!芸能ニュースになる

さんまはその後、『男女7人夏物語』というこれまた大ヒットドラマに出演しそこで共演した大竹しのぶとリアルでも結婚する(しのぶは再婚)ことになる運命だけどそれはまた別の話。

「男女7人…」は大ヒットしたので、私も毎週、楽しみに視聴しておりました。そういえば続編の秋物語には『おしん』の山下真司も出ていました。

昨年後にフジで放送された、さんま主演の単発ドラマ。当時の旬な女優とさんまが共演するトレンディドラマの走り

『心はロンリー気持ちは「…」』
いま思うと三点リーダーが使われている斬新すぎるドラマタイトル。

コレが、クッソつまらなかったので、さんま=ドラマというイメージがあまり結びついておりません。


ちなみに私は恋のあらすじは何度聴いてもクソださい歌詞…(この世で一番の〜あたりがムズ痒くなる)とものすごくdisりました。今でもその気持ちは変わってません。んが!最終回までにもう一回ぐらいは聞きたいな。といった謎の禁断症状に囚われております。

【今週の澪つくし】
・律子。小浜と結婚!
・かをるちゃんが梅木との間に双子妊娠&出産
・昭和九年
の3本でした〜んがとっと(昭和サザ◯さん風次回予告)

はっ、明日もある。まっ、まさか⁉️☞土曜日に凄い爆弾持ってくる(律子の無理心中とか)でも…もしかして?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?