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アレキサンドロス大王から学べること

2020/06/07 晴れ

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今日は歴史小説を読んだ。アレキサンドロス大王。小国マケドニアから彗星のごとく現れた天才。

フィリッポス2世とオリュンピアス王妃の間に産まれ、青年時代はアリストテレスに学び、戦では若くして多くの功績を残した伝説的な人物。

世界史の授業では少し触れただけで、詳しくやらなかった。でも、色んな本を読んでいると、至るところで名前が出てくる。

例えば、澁澤龍彦の快楽主義の哲学とか。他にもよく出てくるんだけど、どんな人物なのかよく知らなかったので、読んでみよう!と思って買ってみた。

メルカリで買って届いてまず驚いたのが、辞書みたいに厚い。ページをめくるのが億劫になったけど、とりあえず読んでみた。

すると、どんどん引き込まれていった。多少世界史でその辺の時代背景を習っていたので、意外とスラスラ読めた。

小説だから、脚色はたくさんあるのだろうけど、当時の時代を事細かに描いていて、とても楽しく読めた。アレキサンドロスがどんな人物だったのかも、よく分かった。

読んでいたら、アレキサンドロスがどんな理念を持っていたか、ということも書いてあった。

父を越え、ペルシアを破りアジアの覇者となる

それを叶えるために、大国アケメネス朝ペルシアに立ち向かい、退くことなく攻め続け、自国の領土を拡大させていった。

この理念の壮大さも凄いのだけど、アレキサンドロスのすごさは、その理念に対する思いの強さだった。成し遂げるまで歩みを止めない、絶対に成し遂げる、できないなんて思わない、敵が強いなんて関係ない。

その強い思いがあったから、連戦連勝、大国ペルシアにも負けなかった。

自分は、自分の理念は何か?ということばかりを考えていて、その理念に持てるエネルギーを注ぐという覚悟、理念に対する強さがまだまだ足りないなと感じた。

つまり、親子の分からないことやできないことを取り除いて不安を解消し、成長を促進させられたらいいな、というくらいの気持ちでは、成し遂げられない。

絶対にそれを成し遂げる、という強い思いがないと、成し遂げられない。

理念が壮大であれば、人から称賛されることは増えるだろう。でも、称賛されたくて、カッコいい理念を打ち出すのは、むちゃくちゃカッコ悪い。

理念は、自分が納得できるものなら何でもよく、それよりも、その理念に対する強さがないと、理念を掲げる意味はない。

その時の自分のレベルに合った理念を追求していけば、きっとその次にまた更に高次元の理念が見つかると思う。背伸びせず、今の理念に強さを加えていく。

てか、ほんとに面白いから、世界史好きな人は絶対読んだほうがいいよ!まじで!

以上🖐️

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