仕事ができる人と勉強ができる人

2020/04/18 変な天気

勉強、仕事、できる人、できない人

塾で子どもを見てて、勉強できるための条件が分かってきた。

条件はただ1つ。

勉強できるようになりたいと思っているかどうか。

ただそれだけだと思う。

伸びない子は、そもそもできるようになりたいと思ってない。だから、伸びない。

東京に行きたくないのに、東京に向かって歩き出す人はいない。それと同じ。

「自分には無理だ」と思うのは、無理なんじゃなくて、無理してでもできるようになりたいと思っていないだけ。

そんな人に勉強を教えるのは、例えるなら、東京に行きたくない人に東京までの道のりを教えるようなもの。頭に入るわけがない。

やればできる、と言われても、そもそもできるようになりたいと思ってないんだから、やらない。よって、いつまでもできない。

勉強したくない理由を掘り下げていくと、何か良くないきっかけがあっただけで、本当は、できるようになりたいのかもしれない。

たとえそうだとしても、それを乗り越えることは、本人にしかできない。

個人的には、やりたくないことはやるべきではないと思う。やったとしても、人並み以下の結果しか残せないだろうし。

それよりも、やりたいことに集中した方が絶対いい。そのほうが楽しいし。

ただ、やりたくないことが、本当にやりたくないことなのか、というのはよく考えるべきだと思う。ほんとは、ただの食わず嫌いなだけかもしれない。

食わず嫌いだったけど、食ってみたらめちゃくちゃ美味しくて、好きになった経験はけっこうある。

同じように、どんだけ挑戦しても好きになれないものもある。例えば、トマトとか(笑)

これは、仕事でも同じことが言えると思う。

そもそもその仕事、やりたい仕事じゃないなら、無理に頑張ろうとする必要はないのでは?頑張ったところで、給料以上の働きができるのか?

勉強や仕事は、やりたいと言う気持ちの前に、やらないといけないという固定概念が襲ってくる。

でも、世の中に絶対やらないといけないことなんて、なくね?

家畜でもないわけだし、奴隷制もないんだから、やりたいことをやればいいと思う。ただし、その際の責任は、覚悟する必要はある。

責任を負う覚悟ができないなら、文句を言わずに勉強して馬車馬のように働くしかない。

まあ、安定していたり、リスクが低いとしても、自分の人生の主導権と責任を、誰かに託して生きるのは、死んでるのと同じだと思う。

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