悩みがあるのは解決法を知らないから
2020/04/21 晴れ
考えることにも説明書は要る
例えば何か作るとき、基本レシピ見たり、説明書を見たりしながら作る。ものを作るときにそういったものを見ずにいきなり作るのは難しい。玄人じゃないと無理。
思考についても同じで、何かを考えるとき、考えをまとめるための、考え方を知っているといい。思考のフレームワークってやつ。これがないと、時間がすぐに過ぎる。
思考のフレームワークとは?
思考のフレームワークは、説明書のようなもので、はじめに何について考え、次に何について考え‥という、考える順番を示してくれるもの。
例えば、売れる商品を考えるとしたら、漠然と売れる商品を考えてもなかなかいい案は出てこない。でも、
・お客さんはそれを欲しがるか
・お客さんにとってそれは絶対に必要か
という質問があれば、売れるかどうかを2つの視点から考えることができる。このときの、2つの質問が、思考のフレームワークということ。
こういった、思考の型というか、考えを生み出すときの手順を持っておくと、考えはまとまりやすい。
自由に発想となると、なかなか案は出てこない。逆に、ある程度思考に型という縛りがあると、知恵を絞る必要が出てくるから、いい案がポンッと出てきたりする。
この思考のフレームワークをたくさん持っておけば、色々な課題に対処できるようになる。まじでこれはヤバい、というときにも、冷静に、「これがだめならあれでやってみよう」と考えられるようになる。
例えば、カレーを作るにしても、いろいろなレシピを知っておけば、いざ材料が足りないとなっても対応できる。もし1つのレシピしか知らなかったら、その場で諦めるしかなくなる。
このフレームワークは、まずはたくさん知ることが大事だと思う。いろいろなレシピを知る。そして次に、その中から気になるものをチョイスし、実践してみる。
料理と同じで、知っているだけでは意味がない。実際にそのレシピを実践してカレーを作らないと、レシピに価値はないし、レシピを知ってても作れないなら、知らないのと同じ。
たくさん知って、どんどん実践して、自分の中に蓄えていく。そうすると、悩むことが減る。悩みが出ても、すぐに解決策を考えるクセがつく。
思考のフレームワークは、書店に行けばたくさん売っている。それを読めばいい。読んで、あとは実生活で試すだけ。
思考のフレームワークコレクターにならないように注意する必要はある。考え方だけ立派で、実践が伴っていなくて許されるのは、大学生までだと思う。
大人なら、行動して結果出してなんぼでしょ!
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