獲得が噂されるブレンダン・ドノバンについて
コーラの株主です。
本日現地情報としてヤンキースがセントルイス・カージナルスの
ユーティリティープレイヤー(メインはセカンド)のブレンダン・ドノバン
をトレードで獲得するのではとの情報がありました。
放出候補は、クラーク・シュミット+マイナー投手とのこと。
以前からカージナルスは来季コンテンダーとなるため若いメジャーレベルの投手の獲得を狙っているとの報道でも出ていましたので
全くない話しではなさそう。
そこでブレンダン・ドノバン選手とはどうような特徴を持った選手なのか考察していこうと思います。
ブレンダン・ドノバン
26歳 右左 2018年7巡目218位 ドイツ出身
メインポジションはセカンドでその他に1B・3B・SS・LF・RFを守れます。
守備能力を図るOAAの値はそれぞれ
1B 22年0 23年-4
2B 22年-1 23年-1
3B 22年+3 23年0
SS 22年-1 23年0
LF 22年0 23年0
RF 22年-3 23年0
総合 22年-3 23年-5
となっておりどこのポジションも平均的に守れる印象。
今季は1Bでのマイナスが大きいため平均以下の評価になっていますが
そこまで大きな懸念事項ではないでしょう。
ちなみに22年はユーティリティー部門のゴールドグラブを獲得しています。
打者としては、高いコンタクト能力と選球眼を武器にするアベレージヒッタータイプ。昨今のトレンドでもある、打球速度やハードヒット率は平均クラス、バレルゾーンの打球割合は平均以下とパワーを全面に押し出すスタイルではありません。ただルーキーシーズンの昨年に比べると上記スタッツはすべて上昇傾向にある今後の成長次第では平均以上の打者になる可能性も。
アベレージヒッターらしく、空振り率・ボール球スイング率・三振率・期待打率・期待wOBAはリーグ有数でBB%や期待長打率はリーグ平均以上
昨シーズンと比べると、ややBB%が悪化しているものの期待長打率が伸びておりより攻撃的な打者に進化している印象もあります。
今シーズンのここまでの成績は
打率284 出塁率370 長打率432 OPS802 本塁打11 打点34 盗塁4 OPS+120 WAR1.9
走塁能力は可もなく不可もなくといった感じで極々平均的なスタッツを残しています。
現地時間本日の試合でスタメンに名前がなかったことからトレードが決定したとSNS上で話題にもなっていましたが、どうやら肘に痛みがあり検査を
しているようです。復帰後もDHでの出場がメインになるのではとのこと。
ケガの影響がどの程度トレードに影響するのか…
ドノバン選手のトレードへの雑感としては
ヤンキースに今まさに必要なタイプの選手ですし獲得できるならぜひ獲得してほしいです。クラーク・シュミットを出すのは少しもったいない気がしますが、カージナルスとしてもそれなりに痛みを伴うトレードになるので仕方ないとは思います。何とかクレイトン・ビッター、ヨエンドリス・ゴメス、
ルイス・ギル、ランディー・バスケスあたりから2人~3人でまとめてほしいところです。(チェイス・ハンプトン、ドリュー・ソープ、ウィル・ウォーレンはアンタッチャブルで)
以上いかがだったでしょうか。
トレードに関しては情報があればまた記事書いていきます。
明日からロイヤルズとのシリーズになりますがここで負けが込むようだと
ほんとに売り手に回りそうです。
打線の奮起に期待していきましょう!
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