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フラッグディール前の予習必須!球団別プロスペクトランキング (BAL)編

コーラの株主です。

今回は、来月のフラッグディールに入る前の予習企画として各球団のプロスペクトをランキング形式で考察していこうと思います。有力なスタープレイヤーを獲得するにはそれなりの有望株を出す必要があります。贔屓のチームがスター獲得を狙った場合獲得することはできるのか?そんな予想をする際にお役に立てるような記事となりますので、楽しみながら読んでいただけると幸いです。
それではよろしくお願いいたします。
今回は、ボルティモア・オリオールズ編です。
(成績は6月26日現在のものです。)

・ランキングトップ10

1位 ジャクソン・ホリデイ
2位 コルトン・カウサー
3位 ジョーダン・ウエストバーグ
4位 ヘストン・キャスタッド
5位 ジョーイ・オルティス
6位 コナー・ノービー
7位 コビー・メイヨ
8位 DJ・ホール
9位 ディラン・ビーバーズ
10位 サミュエル・バサロ

・ジャクソン・ホリデイ

 19歳 右左 SS 2022年1巡目1位  A+
Scouting grades: Hit: 60 | Power: 55 | Run: 60 | Arm: 55 | Field: 55 | Overall: 65
ロッキーズやカージナルスで活躍した三塁手のマット・ホリディを父に持つサラブレッド。高校時代に全米の安打数の記録を樹立したことからもわかるとおりコンタクトに優れており、プロデビュー後もつまづくことなく成長を続ける。また昨シーズンは三振数の2倍以上の四球を選ぶなど選球眼も優れている。体力がついたことで走塁、守備は向上しておりメジャーでも長くショートを守れる逸材と評価されている。
今シーズン成績:63試合 打率325 本塁打7 出塁率463 OPS994 盗塁20

・コルトン・カウサー

23歳 右左 OF 2021年1巡目5位  AAA
Scouting grades: Hit: 55 | Power: 55 | Run: 55 | Arm: 55 | Field: 50 | Overall: 55
21年のドラフトクラスでトップの大学生打者と評価されオリオールズに全体5位で指名され入団。美しいスイング・スイングスピード・選球眼を併せ持ち全方向に安打を打てるアベレージヒッター。また平均以上のパワーも持ち合わせる。現在はセンターを守ることも多いが、将来的にはコーナーにコンバートすることで高い守備力も期待できそう。メジャー昇格目前。
今シーズン成績:52試合 打率323 本塁打9 出塁率451 OPS978 盗塁6

・ジョーダン・ウエストバーグ

24歳 右右 INF 2020年1巡目30位  MLB
Scouting grades: Hit: 45 | Power: 55 | Run: 55 | Arm: 55 | Field: 55 | Overall: 55
力強い打撃が魅力の内野手。現在はショートを守るものの、将来的には打撃を活かすためにもサード・セカンドへのコンバートが予想される。
全方向にホームランを放つパワー、盗塁を狙える脚力、セカンド・サードを
守った場合はメジャーでも平均以上の守備力を期待できる逸材と言われている。
今シーズン成績:67試合 打率295 本塁打18 出塁率372 OPS939 盗塁6
(上記成績はAAAのもの)

・ヘストン・キャスタッド

24歳 右左 OF 2020年1巡目2位  AAA
Scouting grades: Hit: 50 | Power: 55 | Run: 45 | Arm: 55 | Field: 50 | Overall: 55
ウィルス性の病気の影響もあり、プロ入り後2年間はゲームに出られない状況が続きましたが、22年のデビュー後は各レベルにすばやく適応し、今シーズンはAAAに到達しています。力強いスイングから長打を量産するスラッガーで、まだ少し確実性には課題を残すも四球を選ぶような辛抱強さもあり今後のより洗礼された打者になることが期待される。守備は強肩を活かすせるライトがフィットしそう。
今シーズン成績:63試合 打率304 本塁打15 出塁率377 OPS956 盗塁4

・ジョーイ・オルティス

24歳 右右 INF 2019年4巡目108位  AAA
Scouting grades: Hit: 50 | Power: 50 | Run: 45 | Arm: 55 | Field: 65 | Overall: 55
メジャーレベルでもエリート級の守備力を発揮できると目されるショート。
大学時代は圧倒的な打撃成績を残すものの、オリオールズはオルティスの
守備力を気に入り指名したと言われている。今シーズンAAAで好成績を残し
すでにMLBデビューを果たしたがメジャーでは苦戦し現在は再びAAAでプレーしている。
今シーズン成績:32試合 打率328 本塁打5 出塁率373 OPS943 盗塁1

・コナー・ノービー

23歳 右右 INF/OF 2021年2巡目41位  AAA
Scouting grades: Hit: 50 | Power: 55 | Run: 50 | Arm: 50 | Field: 50 | Overall: 55
大学時代に打率/415出塁率/484長打率/659で15本塁打を放ち注目され
オリオールズに2巡目で指名されプロ入り。
プロ入り後初のフルシーズンで3チームでプレーし29本塁打を放ち
長打力が本物であることを証明しました。走力は平均的ながらも
盗塁する技術を持ち合わせ、守備でもセカンドとレフトで有能な守備力を
誇ります。
今シーズン成績:70試合 打率283 本塁打8 出塁率334 OPS779 盗塁4

・コビー・メイヨ

21歳 右右 3B 2020年4巡目103位  AA
Scouting grades: Hit: 45 | Power: 60 | Run: 40 | Arm: 70 | Field: 45 | Overall: 55
強烈なバットスピードからの長打が魅力のスラッガー。
パワーは魅力的な一方でコンタクトには課題があり現在はAAで改善に取り組む。肩の強さはマイナーリーグ全体でもトップクラスと目されており
サードに適している。しかし、将来的にはファーストやレフトへのコンバートの可能性も…
自身の価値を高めるためにもサードに長く止まれることが期待される。
元ヤンキースのミゲル・アンドゥーハを思い出させるスカウティングです。
今シーズン成績:67試合 打率313 本塁打14 出塁率432 OPS1041 盗塁1

・DJ・ホール

24歳 左左 LHP 2017年1巡目21位  AAA
Scouting grades: Fastball: 60 | Curveball: 55 | Slider: 55 | Changeup: 55 | Control: 40 | Overall: 55
17年のドラフトクラスでマッケンジー・ゴア(パドレスに指名)に次ぐ逸材として注目された高校生左腕。最速100マイル、平均96マイルの速球と
高い空振り率を誇るチェンジアップ、スライダー、カーブなどを持ち合わせています。22年にMLBデビューしており、好調時はメジャーの打者を抑えることができると証明しましたが、制球力に課題があり今シーズンは主にAAAでプレーしています。オリオールズは先発ローテの上位クラスになることを期待していますが、将来的にはブルペンに配置転換されるリスクも残しています。アンドリュー・ミラーを連想させる選手ですね。
今シーズン成績:11試合 0勝1敗 ERA4.57 IP41.1 K52

・ディラン・ビーバーズ

21歳 右左 OF 2022年33巡目  A+
Scouting grades: Hit: 45 | Power: 55 | Run: 55 | Arm: 55 | Field: 50 | Overall: 50
好調時にはクリスチャン・イエリッチを彷彿とさせる5ツールプレイヤー
打撃では、高いハードヒットコンタクト、選球眼が魅力。まだ時折内角の対応に苦しむ傾向があるものの改善が図れれば一段上のバッターになれる可能性も秘める。体格の割にスピードもあり現在はセンターとしてプレーするものの将来的には強肩を活かしたライトへのコンバートが現実的か。
今シーズン成績:61試合 打率235 本塁打5 出塁率330 OPS728 盗塁15

・サミュエル・バサロ

18歳 右左 C 2021年海外FA  A
Scouting grades: Hit: 50 | Power: 55 | Run: 40 | Arm: 60 | Field: 45 | Overall: 50
パワーと選球眼が魅力的なドミニカ出身の捕手。
打撃技術は年齢の割に卓越しており上のレベルにも適応する力があると見られている。守備力の評価は低いものの強肩は魅力的で、オリオールズは捕手としての育成を諦めていない。将来的には打撃は活かすためにもファーストへのコンバートがベストか。ゲーリー・サンチェスみたい…
今シーズン成績:61試合 打率301 本塁打8 出塁率366 OPS845 盗塁5

オリオールズ編いかがだったでしょうか。
トップ10内には投手のプロスペクトが少ないものの野手は豊富で
すでにラッチマン、ロドリゲス、ヘンダーソン、ストワーズと
メジャーでプレーする若手選手が多いことを考えるとこの充実度は
異常とも言えます。オリオールズは現在先発投手が課題となっており
エース級を獲得しようと思えばオリオールズ次第十分獲得可能なように思います。ただ地区優勝が厳しいことを考えると派手に動かずに来期以降に勝負をかける戦略も持ってそうですね。
エース級で狙うとすれば、ブルワーズのバーンズとウッドラフやガーディアンズのビーバー、ホワイトソックスのシースあたりが候補になりそう。
それこそエンジェルスの大谷も獲得できそうですね。

次回も、ぜひまた遊びにきてくださいね。
*(スキをいただけると大変励みになります。記事が良かったと思いましたらぜひよろしくお願いいたします。)




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