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アニメ虹ヶ咲しか履修していないオタクの「ラブライブ! スクールアイドルフェスティバルALL STARS」2nd Season感想

はじめに


※この記事は「ラブライブ! スクールアイドルフェスティバルALL STARS」(以下スクスタ)2nd Seasonのネタバレを多分に含みます。未読了の方はお気をつけください。

こんにちは。
スクスタ3周年おめでとうございます!
本格的に始めたのは3ヶ月ほど前ですが、楽しくプレイさせて頂いています。
先日参加させて頂いた5th Liveも最高でした。
EMOTIONを生で聞けた喜び…!(栞子ちゃん推し)


先日、noteにてスクスタFirst Seasonの感想を書かせて頂きました、今回は2nd seasonを無事にクリアしたのでそちらの感想を書かせて頂こうと思います。

スクスタFirst Seasonの記事はコチラ↓

シナリオ全体の感想

まずはシナリオ全体の感想ですが、正直に申し上げるとめちゃくちゃ出来が良かったです。

First Seasonで感じた「キャラクターの偏り」というのも見受けられずむしろ今まで掘り下げなかったキャラクターをメインに据えた展開、「ランジュ」「ミア」という新キャラクターを丁寧に描写し円満に虹ヶ咲の一員として加入させる、またアニメとは違う展開の一対一のトーナメントや「校内オーディション」というメンバー同士のバトルなど、ニジガクのメンバー誰もが輝けるような素晴らしい展開だったなと感じました。

また全体の構成というか、部の結成→しずくちゃんの移籍と復帰→トーナメント→合同合宿→部と同好会そのものについて→同好会への統合っていう一連の流れが凄く綺麗に収まっているんですよね。
最初こそ辛酸をなめた同好会ですが、「同好会らしさ」を究極まで突き詰めしっかりと評価されていき、部としては「同好会では出来ないスクールアイドルとしての在り方」が人気を博し、お互いがお互いを成長させる糧として機能していたのは素晴らしい話の作り方だと思います。

そしてなによりも同好会メンバー全員が心身ともに「成長」出来ていたところがなによりも2nd Seasonの核なのかなと思っています。
First Seasonで描かれたような「同好会という存在を理解して貰う」ではなく「同好会そのものも成長していく」という部分が丁寧に描かれており、ニジガクメンバー全員への理解がさらに深まる内容だったと思います。
 上記で書いたように自分はアニメ虹ヶ咲の視聴しか出来ていなかったので今回の2nd seasonのように「誰が、何を想い、どう考えているのか」を一端でも見ることが出来たことが凄く嬉しいです。

…正直書いても書いても収まりきらない予感がしているので、各キャラごとの感想を下記に書かせて頂こうと思います。

各キャラクター感想

上原歩夢

歩夢ちゃん、成長したなあ…
First Seasonでは些細なすれ違いから大変なことになっていましたが、解決してからはあなたちゃんとの信頼か自信の表れかみんなの意見の取りまとめや、先陣を切ることが多かったように感じます。
個人的には今まで争うことをあまり良しとしなかった歩夢ちゃんが、トーナメントの結果やみんなの努力を見てどんな形であれ「次は私も参加したい」と言えるようになる所が凄く成長を感じました。

優木せつ菜

まさにラスボスの風格。
今回のせつ菜ちゃんは「スクールアイドルとしての完成形」として描かれることが多かったように思います。
トーナメントでも優勝候補として描かれていることや、果林さんや愛さんの目標として、越えるべき相手として描かれている部分に風格を感じましたね。
ただ本人としては「好きなことを全力で楽しんでいるだけ」であるので、その姿こそが「虹ヶ咲スクールアイドル同好会」の在り方を示してくれていました。

中須かすみ

2nd seasonのキーパーソンの一人だと思います。
ニジガクという多数のコンテンツにおいて、かすみんがいないと始まらないというのは共通しているとは思いましたが、2nd seasonでもブレなくその姿勢が感じられたのがめちゃ良かった。
しずくちゃんしかり果林さんしかり、せつ菜ちゃんとはまた別の意味で「スクールアイドルの理想の姿」を思い浮かべられることが多く、活躍の場面が多かったです。
部への移動組に対しての当たりが強かったのもそれだけ「同好会の在り方」について理解しているからですし、それを文字通り実力で移動組に見せつけたのがめちゃカッコよかったんですよね…

桜坂しずく

とにもかくにも21章の破壊力です。
部と同好会の違いというのを身をもって教えたくれたしずくちゃんでしたが、自身のスクールアイドルとしての在り方を悩み迷走していましたが、やはり救ってくれたのはかすみんでしたね…
しずくちゃんはキズナエピソードでも感じた部分ですが、メンバーの中でも「自分の見せ方」について悩んでいるように見受けられました。
21章ではかすみんやあなたちゃんのお陰で吹っ切れたのか、以降のシナリオで明るくなったのが良かったですね…

宮下愛

めちゃめちゃ泣いちゃった。
愛さんが部へ移籍したこと、トーナメントを開催したことについては、それだけ愛さんがスクールアイドルを好きになっていたってことなんですよね…
 愛さんの部への移籍もわからないからこそやってみたい•楽しいを共有したいから始まっていますし、ランジュへのフォローも少なからずあったのではないかなと思っています。
というか果林さんも含めてなんですけどこの二人いなかったらもっと部から同好会のへの当たりは強かったんじゃないかな…とは思います。

朝香果林

果林さん…!
愛さんよりも勝敗にこだわり、トップを目指すが故に部への移籍を決めたわけですが、ここでも立ちはだかるのはかすみんとせつ菜ちゃんなんですよね…
2人がスクールアイドルとしてのコンセプトや目的から全くブレないところが輝きの秘訣だと思うのですが、果林さんの場合はどうしても勝ち負けが発生しかねないのが難儀ですね…だからこそアニメ1期の「VIVID WORLD」の素晴らしさが際立ったわけですが。

今回25章を踏まえて精神的にも同好会の面々のなかで一番成長したと思うのですが、恐らく部の件を抜きにしてもいつかはぶち当たる壁だったとは思うので、しずくちゃんや愛さんのように無事に納得できたことは良かったと思います。

エマ•ヴェルデ

今回で初めて想いの強さを知ることが出来ました。
恐らく部に対して一番忌避感を抱いていたのはエマさんなんだと思います、果林さんの件がなければ最後まで納得していなかったのも果林さんだと思いますし。
そんな中でエマさんのスクールアイドルに対する想いを改めて感じることが出来た、というのも25章の肝の1つかなと思います。
あと「果林さんには嘘はつかない」って台詞がめちゃめちゃ好きで…それだけの信頼で繋がっているっていうのが感じられる台詞だと思います。
彼方ちゃんの欄でも書こうと思いますが、アニメでもスクスタでも3年生組って特別な絆で結ばれてますよね…

近江彼方

ニジガクの名サポーターです、いやホントに。
基本的にニジガクみんなのケアやサポートってあなたちゃんが行っていると思うのですが、次にみんなのことをみてフォローに回ってくれてるのって彼方ちゃんなんですよね。
25章の果林さんの件もそうですが、27章で栞子ちゃんの相談にのったりアニメ2期でも2人の相談にのったり、かすみん同様「いないとニジガクが成り立たない」人物だと思います。(もちろん全員がそうだと思っていますが)
彼方ちゃんだけに限った話ではないのですが、ニジガクの3年生組は特別「家族のような安心感」を感じられるところが凄く良いと思います。

天王寺璃奈

ニジガクの名サポーターその2。
2nd seasonを語る上でミアちゃんとの件は外せないんですよね…
ミアちゃんの本音に対して自分の本音と素顔を迷うことなく出すことが出来るのは彼女の強みの1つかなと思います。
もちろんミアちゃんとの件もですが、しずくちゃんとかすみんの言い合いにもすぐ助けを求めたり、オンラインライブを提案したりどちらかというとサポートの面が強く感じられましたね。
アニメだと率先して色々発言したり行動したりが多かったので、アニメとは大きく印象が違った1人かもしれません。

三船栞子

いやもう今回もカッコ可愛すぎるFirst Seasonに引き続き2nd seasonでもメインで扱ってくれてありがとうございますやっぱり27章は外せないんですけどなによりも言いたいことって栞子ちゃんの魅力の1つって「爆発」だと思うんですよねFirst Seasonの決意の光しかり今回の翠いカナリアもしかりアニメでのEMOTIONしかり抑圧された想いや昂りを歌にのせて爆発するかのように感情が全部乗ってくるっていうのが心地いいを通り越して全力で揺さぶられるのがめちゃめちゃ心に響くんですよ特にやはり27章の薫子さんとの一件についてはあれだけ色々過去にされててもどうしても嫌いになれないと言うかなんならめちゃくちゃ好きだけど状況と感情が追い付かなくてうまく表現することが出来なかったという不器用さがまた可愛いポイントですしそれを声を大にして伝えることが出来たのもまた栞子ちゃんの成長の証を見れて凄く幸せな気分になれましたランジュに対しても最初から最後まで「ランジュ」個人を見て欲しいとずっと言っていたわけですしずっと大事な友達だと思っているからこそ少し厳しい事もちゃんと言い続けていたってのは見てて凄く微笑ましいと思いますある意味で誰よりもランジュを理解し理解しようとしているからこそ部に移籍する事を決めたってことを考えるとランジュ好きすぎない???ってのは思いますが栞子ちゃん結構愛情表現豊かというか好きに対してめちゃくちゃ本気だなっていろんな媒体見てて感じたので恐らく誰に対してもそうなんでしょうけどそういう文字通り「まっすぐ」な所がここも最大の魅力の一部なんだなって改めて2nd season見てて思いました。

ミア•テイラー

いやめっちゃ可愛いな!?
アニメだと徐々に同好会に慣れていった感じがありましたが、2nd seasonだとしずくちゃんに影響されてからのスクールアイドルデビューなんで、割と最初から同好会に対して好意的なんですよね…
なんというかまだ部と同好会としてやりあってるにも拘らず同好会の皆に対する信頼感が感じられてるところがめちゃめちゃ可愛いなって思いました。
それとランジュに対しての感情も栞子ちゃんに次いでかなり大きいですよね…
R3BIRTH組は結成当時の事情もあってか特別メンバーもファンも思い入れが強すぎるように感じます。

鐘嵐珠

可愛いと可哀想が同居して大変なことになってる。
いやもうまさに2nd seasonのメインキャラクターだったわけなんですが、このランジュというキャラクターに対しては作り込みがめちゃめちゃ凄いなって思うんですよね。
あれだけ同好会に対して好意と信頼を持ちながらも自分の圧倒的ポテンシャルを振りかざし同好会も部も巻きこめるってよほどキャラのバランスが良くないと難しいと思うんです。
「自分大好き!同好会大好き!だから自分と同じ考えを共有できる!」は我儘ととらえることも出来ますしメンバーに対して絶対認めてくれてるっていう究極の信頼の表れかなともみてとれます。
基本的に良かれと思って行動してるからこそメンバー同様に忌避より先に動揺が来てしまうのですが、段々と皆が同好会の方に心が動いているのを見るのが凄く可哀想なんですよ…
アニメだと1人でいることが多かったので納得は出来たのですが、2nd seasonでは部の方針に賛同してくれる人達がいたからこそ同好会に対して少し躍起になってしまったのかな、と考えてはいます。
そもそも同好会に対してあそこまで好き好きオーラを出している時点で嫌いになれる要素が全然ないんですよね…
なによりあなたちゃんに対して自分の非を認め、謝罪できる所がめちゃめちゃ好きです、個人的な2nd season唯一の不安点が「あなたちゃんに対する当たりが強くないか?」だったんてすが、そこをしっかりとフォローしてくれたのが凄くよかったです、栞子ちゃんの言う通り「根はいい子」っていうのが後になってズシズシと響いてきます。
正直ランジュについては語っても語り尽くせないことが多いので、また機会を作って話してみようと思います。

 以上ですが、メンバーの各感想を書かせていただきました。
これ2nd seasonの感想じゃないよな?って部分は大いにあると思いますが、書いた本人が1番わかってるので察して貰えると嬉しいです。

おわりに。

以上、拙い文章ではありますが2nd seasonの感想を書かせていただきました。
最初に書いたんですが、思った以上にシナリオの完成度が高く、キャラクターそれぞれの魅力も十二分に引き出していた素晴らしいシナリオだったと思います。
本当にアニメしか履修していなかったのですが、アニメしか見なかったからこそ気づけたシナリオの魅力が間違いなく存在すると思っています。
ソシャゲという媒体の都合上と、それなりにボリュームがあるのでなかなか気軽に見てくれと言うのは難しいと思いますが、もし自分と同じようにアニメしか見ていない、という方がいるのであれば間違いなくおすすめです、それくらい素晴らしかった。

最後に書くかどうか迷った話ではありますが、当時の2nd seasonに対しての意見や問題に関してはもちろん把握しています。
把握した上で思ったままを書かせて頂こうと心に決めていたのですが、自分が思っている以上に心揺さぶられ、楽しませていただいたシナリオでした。
もちろんあくまで個人の感想ではあるので万人に受け入れられることは難しいと思います。
ただ、自分が申し上げられる事としては、こんな素晴らしいシナリオを前評判だけで読まないのは勿体ない、ぜひ読んでニジガクメンバーの魅力を感じて欲しい、ということだけです。
若輩者の拙い意見ではありますが、もしこの感想で感じ入るものがあるなら少しでも触れていただければと思います。

もし感想やご意見、こういうことが聞きたい!などありましたらぜひコメントやTwitterでリプライいただけると幸いです。

→Twitter @kyanac72210

↓マシュマロも始めました

少しでも共感していただけたのなら本当に嬉しいです。

もしよろしければ今後もお付き合いいただけると幸いです。

それではまたいつか。

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