見出し画像

薩摩川内でみつろうラップのワークショップをしてきました!

地球にやさしいせいかつ目指して、自分のペースで移行する日々。

2021年春からは、自分にできることを、ちょっと周りにも広げてみようと思い、少しずつアクションをし始めています。

そして、今回、薩摩川内市からお話しをいただいて、青年商工会議所(JCI)さんに向けてみつろうラップを作ろうというワークショップをさせていただく機会があったので、その時に気づいたことをまとめていこうと思います!


サランラップの代替品、みつろうラップ

みつろうラップとは、その名の通り、みつろうを使ったサランラップの代替品。綿100%の布にみつろうをしみ込ませます。形も自由に変えることができるので、野菜に包むことも、お皿にかぶせることも、なんでもできます。脱プラが話題になっている中で、洗って使いまわしができるサランラップとしてみつろうラップを使うことで、環境にもよく、自分のお財布にも優しくすることができます

私は学生時代にBee Eco Wrapというブランドに出会い、購入していましたが、実家の為自分が料理をしないためなかなか使う機会がありませんでした。使うとしても、サンドイッチを作って出かけるときに包むくらいでした。今回鹿児島に移住して本格的に使うようになりましたが、本当に一度もサランラップを買ったことがありません。お野菜もこれで包んでいます。

私が勝手にファンになっている鹿児島のプラスチックフリーのお店、NatuEcoLifeMarketさんでは、こんな感じで、話題のアニメの柄の布で作ったりもしていました…笑

作りすぎるのも本当にエコなのか、とか、透明なみつろうを使うってつまり透明にするために化学薬品使ってるんじゃないのか、とか、色々とまた議論ポイントはあるのですが…まずはこれの存在をまず鹿児島の人たちに知ってもらいたい、ということで今回ワークショップのお声がけをいただいた時に、YESのお返事をさせていただいたのでした。


必要な材料

さて、みつろうラップを作るときに必要な材料は
綿100%の布(30x30cmが最大かな…端切れ布とかで問題ありません。)
みつろう(みつろうビーズとかタブレットとかネットで販売してます)
この2つです。

そして、必要な道具は
・アイロン・アイロン台(アイロン台なければ段ボールとか…)
・おろし器(みつろうがビーズとかタブレットとかじゃなくて固形そのものだった場合。なくても細かくできれば問題ない)
・クッキングシート
・新聞紙(汚れを防ぐため)
この4つです。


下準備、みつろうを濾す。

まず、事前にみつろうを濾します。タブレットとかビーズで購入している方はこの作業は不要です。要は、最初いただいた状態のみつろうに混ざってしまっている葉っぱなど不純物を取り除きます(たまにハチの死骸があったりします笑)。今回は奄美大島に旅行に行った時にゲストハウスのオーナーさんからおすそ分けいただいた日本ミツバチのみつろうを濾しました。

画像1

湯煎で65度ぐらいの温度で溶けます蜜が鍋にこびりついてしまうので、汚れていい鍋を別途用意。これを、私はもう穴が開いて履けなくなった靴下をフィルター替わりにして濾しました。濾す瞬間は、すぐ固まり始めてしまうので写真は撮れず…。

画像2

小さなゴミがなくなってすっきりです。これを乾かして固めて、ワークショップにいざ、持っていきます。


いざ、作ります

当日、材料と道具をもって会場へ。

まず、すりおろし器を使って、皆さんにみつろうを細かく削ってもらいます。(私が結構直前で濾したのでみつろうが柔らかかったので、途中から手やハサミでちぎりだす我々…笑)

画像3

濾す前の物を見せて皆様興味津々。

画像5

そしてその削ってもらったものを布の上にまき散らし、クッキングシートで布+みつろうを挟み、アイロンをあて、みつろうをとかして布全体に染み渡るようにしていきます。このとき、クッキングシートから溶けたみつろうがはみ出てしまうことがあるので、クッキングシートは大きく用意するのと、アイロン台にみつろうがしみ込まないように、新聞紙を敷きます。

画像4

乾かして、はい、完成!

熱には弱いですが(みつろうが溶けてしまうため)、お野菜を包んだり、サンドイッチを包んだり、といった使い方には全く問題ありません。なので、使った後に洗って乾かすとき、天日干しとかも避けたほうがいいですね。


ワークショップをやってみて

自分用に作ったことがあったり、ワークショップのサポートをしたことはあったものの、人に作ってもらうために自分自身が講師という立場になるのは実は初めて。ですが、皆さんがとても興味深く話を聞いて下さり、実際に持ち帰って使ってみる、と話されているのを聞いてとてもうれしくなりました。

地球に優しい暮らし方に一歩ともに進める仲間がいると、とても嬉しいですね!


作り方のサイトはこちらも参考に

私が今回ワークショップを実施するにあたって参考にしたのはこちらです。

みつろうの濾し方について

みつろうタブレットやビーズを使ったラップ作りの方法について

みつろうをすりおろして作るラップの作り方について

こちらは動画もついています。制作キットもサイト内で販売しています。

私のnoteじゃ作り方全然イメージわかないよ、という方はぜひこちらを参考にご覧になってみてください笑


鹿児島市内でも

最後に、お知らせで、鹿児島市内でもみつろうラップを作る機会を作りました。4月11日(日)に騎射場で開催します。ごみ拾い活動とセットですが、ワークショップだけ来ていただいても、大丈夫です。笑

今回は私は講師ではなく、コーディネーターということで、私にみつろうラップの作り方を教えてくれた、エシカルkitchenのまおさんに講師として来ていただきます。無料で作れる機会になるので、皆様ぜひお越しくださいませ!


こうして、自分だけではなく周りの人たちと一緒に歩んでいくのも、ワクワクします!



これからも少しずつ、一歩ずつ進んでいきます。


ちなみに、私が初めてみつろうラップを作ったときの記録も去年noteに書いているので、ぜひご覧ください。笑


こんな私ですが、ぜひサポートお願いします。 いただいたサポートは、自分に沢山の学びと気付きの機会を与えてくれた人や団体、そして社会に還元していきたいです。