薪の研究レポート

2020年9月9日

残暑厳しいですが、身の回りに秋がやってきました。雲に風に虫に草花にと。

ゆうま君のレポート拝見いたしました。「すごいぞ」「たくましいぞ」。ゆうま君が興味を持ったことに対して、自分の足で答えを導き出そうとしている、その姿こそ、ゆうま君が幼いころからプレゼントされていた「センス・オブ・ワンダー」の世界観ではないでしょうか。

レポートについて、煙の臭いは、炭焼の技術に活用されています。温度計がない時代から、煙の色と流れと手にふれた時の感触と手で感じる温度なで、見えない窯の中を推測します。

木の密度は、薪割りの時にも密度が負荷となってきます。この負荷を軽減するために知恵が必要になってきます。

煙の煤について。木が燃える時に供給される酸素の量と、燃焼室の温度によってだいぶ違ってくることを実感しています。

火付について。材内の水分と太さの違いが、大きな差になる事を実感しています。

*上記の問題を解消する我が家流が、数年がかりで生まれ実践しています。薪ストーブを始めたころには、煙突掃除を二週間サボったら、薪の燃が悪くますます煤がたまります。このことは薪材に関係ないことでした。十日に一度の煙突掃除を楽しもうとやっていました。寒い日には煙突掃除と薪の準備をしてから、出勤していました。現在は20日間に一度位の煙突掃除です。煤が付着しない高価な煙突にしたわけではありません。悠馬君へ:のんきな家に来た時に、このことを探ってみてくださいね。
 (しのきの疑問:山林火災では生木があれほどの勢いで燃え上がるのは、どうしてでしょう。我が家の薪ストーブでも、釜全体と燃焼温度が上がった時に、水分がまだ含まれている薪材を入れると、薪の端から水分が泡となって吹き出しながら、勢いよく燃えています。ここで、悠真君の科学の出番です。もし、水分(H2O)が、温度により酸素と水素に分かれて、燃焼に加わるのでしょうか。教えて)

薪の樹種について。我が家では、薪の樹種を選べないである。提供者の不要木をもらい受けている身なので、選ばずにキレイに片付けをしてくるで、話が又、もらえるのである。(不要木を廃棄処分場に持ち込むと、それなりの経費が掛かるのである)

*我が家では、薪材に適した「コナラ」だけの収集はかなわないのである。コナラは他にもシイタケ栽培に、炭にする利用者が多いのである。今こそ雑木林に目を向け、科学と化学で雑木林から未来の燃料を導きだして候、ですね。
*多種多様の薪を薪ストーブで、どのように燃やすかが我が家流となるのである。

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