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Mattermost のクラウド版は使うなという話とその代替

何故使うべきでないか:
日本語検索ができないから

移行先:
Zulip

僕は自分の組織のために Mattermost というチャットサービスを導入した。
理由:
1.クラウドでお手軽
2.フリープランでも1万メッセージ保存してくれる
3.Slack ライクで学習コストが低い

最初はすごく満足していたのだが、ある時点でとんでもないところに気がついた。
日本語検索に対応していなかった。

これではどのチャンネルにどのメッセージがあるのかを把握していないと、メッセージを遡ることができないのですごくこまる。

なので、次は Zulip というサービスに移行するつもり。(もしくは Discord

Zulip を検討する理由:
1.フリープランで1万メッセージ見れる
2.これも一見した感じ Slack ライクで使いやすい
3.クラウドでお手軽
4.日本語検索対応
という理由。
画像などのアップロードが5gbまでに限定されるものの、動画や大きいファイルなどをZulipを通して共有しないのであればそこまで困ることも無さそうだし、Mattermost の日本語検索できないというデメリットのほうが圧倒的にきつい。

なので、小規模組織に使うチャットツールとしては Zulip が良いというのが僕の結論だ。

追記:
Mattermost でもセルフホストなら日本語検索が使えたりする。
この違いはセルフホストとクラウドでの使えるバージョンの違いに起因する。
セルフホストでは最新版が使えて、クラウド版では最新版が使えない。
そして、最新版の Mattermost では日本語検索ができる β 機能が追加されているからである。
なので、セルフホストする気概があるのであれば Mattermost でも良いのではと思う。
しかし、超小規模組織においてはセルフホストする利点よりもデメリット(管理工数等)が勝るためおすすめしない。

追記2:
Discord も割と良い選択肢だと思う。
画像が誰にでも見れてしまうというのと、スレッド機能が弱いというのを除けば音声通話も画面シェアも気軽にできる。
こっち使うのもありかと。


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