【自分にとっての成功とは?】

【自分にとっての成功とは?】

例えば、大豪邸の写真を見ては
羨ましいと感じますよね。

できることなら、
同じとまではいかなくとも、

10分の1、いや100分の1の
お金でもいいから稼げたら・・・

などと思うことありませんか?

しかし、
私は成功というものは相対的なものであって、
各人によって全く異なるものだと思います。

巨万の富と大豪邸は成功の象徴ですが、
それを維持するために
毎日神経をすり減らすような
生活が耐えられない人もいます。

一挙手一投足が世間の注目を集める人生って、
結構しんどいものかもしれません。

極論すれば、一生豪遊して生活しても
使い切れないお金は、

預金通帳に並んでいる
「単なる数字」に過ぎないのです。

あなたにとって成功とは、
困らない程度のお金があって

大好きな配偶者と子供と過ごす時間が
たくさんとれる生活かもしれません。

楽しくて時間を忘れてしまうような
仕事に取り組むことかもしれません。

友人たちと定期的にバーベーキューに行ったり
スポーツを楽しむことかもしれません。

憧れの異性と結婚することかもしれません。

「大豪邸の独居生活をとるか
、憧れの異性との普通の生活をとるか?」

と問われれば、迷う人も多いのではないでしょうか? 

かように、成功とは相対的なものなのです。
そして、これが一番肝心なことですが、

人生は成功だけでは決してないということです。
野球で打率3割を打てれば優れたバッターです。

優れたバッターでも、
10回のうち7回は失敗するのです。

三振したり内野ゴロで打ち取られたり。
ですから、あなた自身の成功の定義が決まっており、

あなたがその分野の最高の
プレーヤーであったとしても、
トライした数の7割は失敗するのです。

「失敗を気にするな」とは言いません。

大いに気にして「失敗の原因」を突き止めて
同じ失敗を繰り返さないようにすることが重要です。

ただ、「失敗はあるもの」「あって当然」という
大前提を忘れないことが大切だと私は思います。

書籍や雑誌に描かれている
「成功」ばかりに目が行くのは、

最高のバッターのホームランシーンばかりを
録画で見ているようなものなのです。

その裏には三振やゲッツーが
たくさんあるにもかかわらず・・・。

昔、ユニクロの柳井氏が
「1勝9敗」と書いていました。

真偽のほどは知りませんが、
もしかしたらビジネスでは

1割バッターが最高のプレーヤー
なのかもしれません。

「成功するまでに諦めるのが失敗者で、
諦めないのが成功者だ」

という趣旨のことを言ったのはエジソンでしたっけ?

 発明の分野では打率が1厘でも
最高のプレーヤーかもしれません。

表があれば裏がある。
光あるところに影がある。

同じように、「成功」の裏には
「失敗」があるのです。

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