【コーヒーショップから学ぶ「物語戦略」】

【コーヒーショップから学ぶ「物語戦略」】

どんな人、会社、町、国etcには
それぞれ歴史があります。

そして人に興味を持ってもらいひきつけるも
それは「物語」です。

物語はビジネスにおいて
競争戦略やビジネスモデルと結びついて、
顧客や従業員を強く引きつける力となります。

さらに、物語は共感の源として、
いつしか人
すなわち顧客や消費者の心に刻まれていきます。

物語戦略をとる
1つに某コーヒーショップがあります。

スターバックスでアルバイトしている学生に対し
私は、彼らは「スタバ愛」がとても強いと感じます。

なぜスターバックスのアルバイトは、
自分の職場をそんなに強く愛しているのか? 

理由はいろいろ考えられますが、
スターバックスの持つ「物語の力」

が大きな意味を持っているの
ではないかと思います。

すなわち経営者の考え方、
「社員は歯車ではないのだ。彼らは人間であり、
皆自分に価値があることを実感したいし、

自分や家族の必要を満たすための収入も得たいのである。」

「コーヒーで人々の精神を満たすことを
実現するために力を注ぐ」

企業の物語を従業員に浸透させているところ。 

アメリカの上場企業は
普通、優先順位の1番は株主です。

ところがスターバックスの考えは
1番が従業員、2番が顧客、3番が株主です。
アメリカ企業としては非常に珍しい優先順位です。

そして、スターバックスは、
自分たちの店を

「第3の場所」と位置付けています。
第1が家庭、第2が職場や学校、

そしてスターバックスは第3の場所として、
家庭や職場とは違うくつろぎを提供するのが
自分たちのビジネスだというわけです。

これはどのコミュニティービジネス・マーケティング
にも応用がきくと思います。

人と人とが繋がり物事が動く空間や物を提供する。
とても素晴らしい価値の提供だと思います。

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