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主演俳優と助演俳優の根本的な違いについて

96年に子役としてスタートしてから
紆余曲折の27年
スクリーンデビューで今年満25年で
今年の夏明け頃からいよいよ
脚本監督としての活動に向けても
取り組みを始める身として
タイトルに書いた事で明確にわかっていること。

それはつまり「根本的なその人の性格」

そしてその性格の違いというのが

「器用にいろんな武器を身につけて
いつも仮面をつけて人と接する事の出来る人」
が助演俳優の性格であり

「うまく器用に立ち回れないけれど、
生まれつきの人から愛される不思議なパワーと
不器用さで自分という人を真っ直ぐにしか
生きることが出来ない人」
が主演俳優の性格である

というのが概ねの印象。
特に「日本人俳優」に関しては。

世界の俳優たちは
そもそものオンリーワンな性格をベースに
様々な世界線で"もしも"私が存在していたら。
というマルチバースを演じるから
皆がそれぞれに個性と技術を共存させて
ひとりひとりが俳優として確立されている。

日本の俳優も世界を志すのなら
まずはオンリーワンの自分をよく知り、
その上でそこに技術を付けることが
主演も助演も問わない俳優となる為の
必須項目なのだろう。

あと伝わっていないとなんともなので
補足として書いておくと
このそれぞれの俳優の性格、というのは
その俳優が私生活でどんな人なのか、
というガッツリパーソナルな意味での性格で
役柄の話では無い。

映画で主演をやる、
映画の主演に選ばれる俳優はこういう人

助演俳優に選ばれる人はこういう人

そういうシンプルな話。
ストレートにそういうこと。

僕も引き続き俳優としても死ぬまで
研鑽し精進する。
そして必ず主演として映画の中にも生きる。

2024年6月27日(木)
二階堂 新太郎

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