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速報!第11弾 求人レポート【新型コロナウイルス】求人広告影響調

方正株式会社では、【客ココ便利くん】https://www.founder.co.jp/sfaという求人広告代理店様向けのサービスを展開している。その客ココ便利くんを用いて、フロムエー、マイナビ、タウンワーク・バイトルに掲載されている求人数を算出した。

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5月ゴールデンウイーク明けまでの一本調子の下落、それ以降の緩やかな回復というトレンドには変化がない。7月頭から連日の感染者100人越え報道を鑑みると、緩やかではあるが回復傾向が継続していることは若干不思議でもある。世の採用担当者が「冷静な反応」をしているのだとすれば喜ばしいことだ。ここからさらに下降トレンドに戻らないことを切に願う。

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今回も給与区分別に見てみよう。求人サイト別だと分かりづらかったが、これを見ると5月ゴールデンウィーク以降の緩やかな回復が止まりつつあることが感じ取れる。週単位の統計であるため前週との違いではトレンドを知ることは難しいとはいえ、月給による求人掲載を除けば、3つとも僅かばかり前週よりも求人掲載数を落としていることが分かる。次週の動きが大変気になるところだ。

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画像6(各グラフは6/1を基準としサイト別募集職種別に求人掲載件数の推移をグラフ化したものです)

サイト毎にある程度の特性が出ているが、全体的には6月以降はどの業種も求人掲載数は大きく変わっていない。大きく伸ばしているように見える職種も基準とする6月頭時点があまりにも求人掲載数が少なかったりしたためであり、多くの業種は3月末時点と比較すれば、4割、半分程度が大半だ。
求人掲載数的にみて、この新型コロナ禍の影響を最も受けていないのは、IT関係・医療福祉関係・営業関係の3職種で、それでも3月末比較だと8割~9割程度にしか戻していない。
第2波と言われる7月頭からの影響がこれからどう表れてくるのか注視していきたい。

方正株式会社 津村
2020.08.07.

資料作成にあたり参照したHPは以下の通りです。
タウンワークhttps://townwork.net
マイナビhttps://baito.mynavi.jp/
フロムエー https://www.froma.com/
バイトル https://www.baitoru.com/

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