202308(抜粋)
20230802
金のなさ、と改めて言葉にすると案外どうでも良くなってくる。
20230804
新幹線に乗る。どうして子供は人の顔をジロジロ見るのだろう。
田んぼ小川山々空気遠近法。屋根を持った家屋。水色の空白い雲。黄緑の草木。銀の塔。灰色の墓石。オレンジと青緑のショベルカー。発光するコンクリート。確かに神がいるならば山脈のあなたの雲のあなただろう。濡れた魚の鱗のような瓦。ジオラマがそっと回る。だっていろはすの水面が揺れている。
金沢で日本酒と海鮮。満腹を超えた。
20230805
いつのまに宿泊先で眠れるようになっていたのだろう。大人になるとは、鈍くなることなのだろうか。「鈍」の字を思い出すために「ヒンスレバドンス」と唱えた。
20230809
ベレー帽を作った。カワイイ。ウレシイ。物事が上手くいくのは久々で。
20230810
制作
20230811
撮影
20230812
労働
20230813
作業
20230814
作業
20230815
作業。進んでいるようで進んでいない。
20230823
撮影後、吉祥寺へ。MOREでドライカレーを頼む。許してね。罪と罰も読み進める。8月の怠惰はなんということだろう。余裕なのか、充実なのか、書かないとやはり頭は回らなくなっているのか。
物語が何巻続こうが私は先を急いで、長ければ長いほどできるだけあっという間に読んでしまおうとする。私が求めているものは読了の方なんだ。
うっかりお昼に入ってしまったけれど、やっぱり熱いショートカクテルを飲みたい。
20230825
素敵な人とお酒を飲む。酔鯨とコハクビール。
20230827
あら、坂口さんも、ドストエフスキーお読みになったの……?あら、そうなの……。100年前の好きな作家と同じ小説に心躍らせることを許されているなんてね。
20230828
ゲーテと私の誕生日で、アウグスティヌスとミヒャエル・エンデの命日。ケーキ食べそびれた。21世紀おめでとう。代表していく。
20230829
自分のためにいつか行こうと思っていたバーに入る。
ロンドンドライジン、”夏”、BOWMORE 12年、名前聞いたって分かることもない。今までで一番美味しいウイスキーだった。
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