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20240818

・エモだけでは生きていけない。エモは嗜好品。エモを嗜むぜ。私はエモを生産/消費するぜ。

・人体の絵を描きたい。メルロ=ポンティ(著作未読)の影響がある気がするんだけど、肉体(メルポン用語の「肉体」ではない)を無視したくない気分。肉体に向き合う手段として絵や服(、ひいては舞台に乗る衣装)を扱いたいのだと思う。しかしそれは理想のプロポーションを求める活動になってはいけないっすよね。この世には魅力的な肉体のバリエーションが多すぎるし、理想像は理想郷にしかなくて実在することができないし。実在しなければ肉体に向き合うことにならないっす。今通っている学校では、基本的に8頭身のモデルに着せるための服を妄想させられているのだけれど、チャキチャキ抗わなきゃだ。主張すれば十分応援してもらえる環境でもあるはず。

・かといって、たぶん、「ボディポジティブ」みたいなノリではない。根底でまだまだ肉体が憎い。超越したい。

・古いデジカメを手に入れた。光を柔らかく拾ってくれる。人は(私は)ビカビカした光を直視できないので、卑近な写真を撮りたいならば、光を硬く強く拾うカメラよりも垢抜けない写りをするカメラがよい。

・100号のカンバスや1kgの一眼レフはどうも身体に合わない。体力、タッパ、視野、超絶技巧への関心、あたりの数値が低い。

・結局雑にエモくて卑近なのがいい。

・個人が卑近を求めると幻想に寄る場合がある。人間生活が見えていないまま生きる人の主観が映された場合など。それは憧れやメルヘンが映されているのではなく、ほんとうに、その人の日常の、生命活動の話なのだと思う‥‥。私はそれを現実逃避とは呼びませんよ。

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