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付き合っちゃいけない相手は、交通費をせびる

これ、持論というか経験談です。
新生活をはじめるって方も多い4月には、たくさんの出会いもあります。
そんな季節に、おじさんから心ばかりのアドバイスです。

交通費をせびる相手とは、付き合うな

これ親しくするのも考えたほうがいいくらいだと思うので、パートナーとか以ての外です。もうホントに、この手を言い始めたら走って逃げてほしい。

たとえば自販機の前で言う「小銭ないから貸して」とはわけが違います。
明確な目的がある、小銭レベルの持ち合わせがない経済状態です。
けっこう異常だと思うんですけど、言うひとは平気で言いますからね。

問題なのは、経済状態じゃありません。
そんな異常を当たり前に口に出来ちゃう精神性のほう。
交通費をせびるひとは、そもそも返そうなんて考えちゃいません。
だって、だからせびる・・・んです。

ニュアンスの話になってきますが、近い意味には「ねだる」と「せがむ」もあります。大きな違いは、この2つが親密な関係を前提としていること。
言っちゃえば甘えで、許容するかはこちら側の考えひとつ。
さらに言えば、度が過ぎたときに「甘えるな」とつっぱねもできます。

親密さを問わず、些細な関わりがある程度からできるのが「せびる」です。
いくら親しくなったと思っても、相手はあなたのことを”いいカモ”くらいに腹の底で思いながら、スキあらば少額をかすめ盗っていきます。

わたしの場合は「バイトに行く交通費がないから貸して」が、はじまり。
行き先はバイトですから、返してくれそうな気がしちゃうわけです。
けっきょく一銭も戻ってきませんでしたが。

週3のバイトで、往復ぶんと千円札を渡して月12,000円。
ところが翌月になっても「友だちに借りてたのを返した」と戻ってはこず、交通費までなくなって返そうにもバイトにいけないとのことで。
あとは、この繰り返し。
3か月くらいやってるとこちらが慣れてきちゃうというか、その金額は出ていくものとして計算し始めちゃうんです。
今月分、で12,000円を渡すようになってましたから。
しめたものでしょう、向こうにすれば。

知らん間にバイトをやめたと知ったのは、かなり後になってからでしたね。
けっきょく20万くらい?
毎月のスマホ代とかも払っていたので実際はそんなもんじゃなかったけど、もう計算するのも面倒で「いいから出てってくれ」って言って終わり。
向こうが転がり込んできて同棲してたんで。

ところが、それじゃ終わらない。

自分の荷物を運びたいから合い鍵は預からせてくれって、信じるじゃん。
で、ある日ちょっと体調が優れすで仕事を早退して家に帰ってみたら、ガンガンにエアコンかけた部屋でテレビを見てやがりましたからね。

しんどかったのもあって、その日は合い鍵を取り返すのも忘れちゃって。

抜き打ちみたいに仕事の外出ついでに家に寄ったら、そのあと3回くらいはかち合ったりして、もう居直って合い鍵も返そうとしませんし。
荷物の整理が終わってないから、とかってね。
やっと合い鍵を取り返した翌月の電気代、すごく安かったのは覚えてます。

世の中には、そういうことできるのがいちゃうんです。
その見極めの1つには、間違いなく「交通費をせびる」があります。
カモにされちゃわないように、みなさんは気をつけてくださいね。

もしくは囲うつもりで話しちゃうほうが気ラクだと思います。
「返す気ないんでしょう?いくら欲しいの」って。
そのほうが精神衛生上いいと思いますよ。