愛用の、古風なスマートウォッチのこと
改札で、どうにも理解しがたい光景を見かけることがあります。
なんでiPhoneを握ってるくせに、Appleウォッチをかざして通るんだろう。
手に持ってるなら、iPhoneかざすほうが姿勢もラクじゃない?
まさに道具に使われるってやつだけど、もいっちょ言えば20万とか掛けてもやりたいことなのか不思議だし、かなりムリある体勢のひともいたりして。
改札のつくりを考えても、せめて右手に付けときなさいと思っちゃう。
たとえば「事故に遭ったときに通報してくれる」なんて機能も、どのくらい求められてるんだか..ちゃんとスマートに使われてるのかも疑問だったり。
そもそもスマートウォッチって必要か? とは私も思ってました。
実際に使い始めて、通知のほかに必要な機能がないってのも分かりました。
で、たどり着いたのが『Pebble』ってスマートウォッチです。
手に入れたときには、もうメーカーがなかったけどね。
こちらスマートウォッチに取り組んだ最初の企業の製品でもあります。
着信やメッセージの通知から文字盤のカスタマイズまで、既存の機能を定義したと言っても過言じゃない。ただ、ビジネスに疎かったのも否めません。結果、Pebbleは事業の一部を2016年末にFitbitに売却して終わります。
ただ、スマートウォッチの先駆けにはファンも多かったりして。
有志が作成したウェブサイトを通じて、いまもスマートウォッチとして機能し続けることが出来ていて、修理された中古品が流通していたりもします。メルカリでも出回ってるけど、個人的にはeBayで探すのがオススメかな。
もし手に入れたなら、使うにあたって4つやることがあります。
公式アプリは、iOS用ならストアで提供されています。
ところがAndroidの場合は、有志のサイトからapkをDLする必要があります。
検索すれば転がっているので困らないとも思いますが..
つぎに有志の非公式サイトにログインします。
Webを介する機能を中心に連携させるサーバーとアプリを接続します。
で、スマホアプリとの接続はBluetoothでペアリングするだけなので難なく。
アプリを立ち上げて、Pebbleを検索してあげればいいだけ。
けっこうな難関は最後の日本語化だったんですが、いまや昔って感じ。
前述の、非公式サイトが出しているサイドロードアプリで苦もなく終わる。
この日本語化まで終わらせれば、LINEだったりSMSやら短文の通知は手元で内容まで確認できちゃうので格段に便利さが上がります。
やらないと文字化けで内容は知れないので、この日本語化は必須ですね。
15分もあれば、ぜんぶ出来ちゃうんじゃないかな?
ここまで難しいこと1つもなし。
中古だと微妙なところで、かつ未使用品もデッドストックなのでバッテリーには期待できないかもですが1週間くらいなら充電しなくて問題なし。
モデルで見た目こそ変わりますが、ほぼ機能的には同じと思っていいです。
とりあえず使ってみるなら「Pebble classic」がいいかな。
日本で探すと10,000円なんて法外なのもありますが、ebayなら5,000円くらいから見つかるし、ぶっちゃけメルカリよりサポートもしっかりしてます。
海外とか怖い、なんてことはないので是非。
というわけで本日は、愛用のスマートウォッチについて。