もう「新しいもの」を生み出す力がないのかもしれない。

もう34年前の、というのはいいだろう。物語の生まれは時代に左右されず、良いものは残ると私も思う。

とはいえ、である。

31年を経て、実写からアニメに変えての映画化。
観たいひと、いるだろうか。

そこそこアガる判断があってのことだと思うが、だとすれば志が低すぎる気もする。そもそも今さら感は否めない。

たとえば私と同世代の方が、業界でその手の立場を得て、「これこそやってみたかったのだ!」と発起したのかもしれない。
だとしても、である。
総合的に見て、今の子らが同じく観られるものが出来上がるだろうか。
それは焼き直されるものではなく、新たに生み出されてこそ、残せるものなのではないだろうか。

私には、疑問でしかない。