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【勝利の女神:NIKKE】ぼちぼち勝手な副読本的視点で考察してみる試み:06

たぶん、2022年最後になる『勝利の女神:NIKKE』です。
明日のアプデで、また書きたくなるかもですが。

さておき考察シリーズも6回め、本作のアイコンにもなってるNIKKE”ラピ”の秘密というか、ぼちぼち匂わせもあった何かの正体らしきもの。

狼は死ななければならない、井戸の底に?

こちら「Fairy Tale Model:05」とナンバリングされる型式と関係ある様子。

”燃えあがる赤い髪”が発動を示すようで、投げたものすら音速を越えるほどの出力を有するっていう、かなりのトンデモな状態です。
任意に発動できる反面、負荷が尋常ではないらしく「わずか2秒だけの行使でも脳が沸騰しかける体温上昇がある」など危険極まりない。
髪が燃える、は比喩じゃなくて実際に燃え始めているわけですね。
きっとNIKKEの頭髪は難燃素材ってことで。

”ラピ”を製造した企業は「エリシオン」で、そのCEOになるイングリッドもこの状態を「ラピが任意に発動できる」のを知っています。
秘匿されるべき事情があるようで、世界をひっくり返しかねないシロモノだとか。で、近くで戦闘をしていて今回の発動を目撃してしまった量産型ニケ2体は記憶消去されちゃったとか。
かなり物騒な”何か”であるのも間違いなさそう。

こちらがラピです

物語の上では、指揮官プレイヤーの配下のひとり。
ちょっとカタブツというか生真面目で、ニケであれば有しているはずのシナプスを制御するナノマシン群”NIMPH”が除去された状態にある特殊個体。
この”NIMPH”が除去されているのは「Fairy Tale Model」と関係ない様子で、エリシオンのCEOも、当の本人も知らなかったというくだりがあります。

さて、ここから本題。
本作にはグリム童話から名付けられたと思しきニケが数名います。

こちら最初期型のひとり、スノーホワイトです。

なかで最初期型の生き残りとして、いまも地上を彷徨うのが巡礼者ピルグリムたち。
彼女らピルグリムは、いまのところ製造元も明らかにされておらず、いっそ三大企業のどれにも属さないのは試作機という位置づけ?
近接戦闘に特化させた試験機「紅蓮」や、「ラプンツェル」なんてのも。
ほかに3体、「イサベル」に「ハラン」と「ノア」がいます。
後者は旧約聖書から、前者はグリム童話からの名づけとする通説があって、もし仮に「Fairy Tale Model」の名づけに法則があるとすれば..なんて推測も不自然じゃないとすれば、5体うち3体が最初期型ピルグリムです。
ろくなメンテナンスもなく、もう何年も地上を彷徨いながら単独で生き延び交戦を続けている、かなり超常的な存在でもあります。

これが「Fairy Tale Model」であるから、とすればどうでしょう。
逸脱した規格外品。
むしろダウングレードすることで制御統率が可能になったのが現在の姿で、ロールモデルとして実際にダウングレードさせたのが”ラピ”なのかも。

まあ、根拠にも薄いんですが1つめの画像でコードネームを告げているのは本人じゃなく”システム”ってことにしてあるのも気になります。
もう1つ、どうもラピとは別人格であるのも間違いなさそう。
エリシオンのCEOが「(彼女は)何か言っていたか?」と問うシーンがあるんですが、ラピは「特筆すべきことはありませんでした」と答えます。
赤ずきんちゃんRED HOODが語るのは「いつもと同じ言葉でした」と。

アークを破壊せよ

これ、どういう意味なんでしょうね。
「Fairy Tale Model」に共通する思想であれば、あるいは巡礼者ピルグリムたちも同じく人類に敵対する意思を内包している可能性があることになります。

ここからは推測の憶測ばかりになってきそうなので、今回はここまで。