012 サービスチームの専門性

サービスメンバーは平時に顧客現場へ訪問していることが、最大の専門性となります。
自社設備での生産機種立ち上げ、顧客製品の製造プロセス理解、顧客組織とその利害関係、代理店との連携関連、顧客工場のセキュリティ要求対応など。

※営業担当は、サービスメンバーとは異なる交流範囲を持っています。顧客製品の出荷先、サプライチェーン、競合関係社など。フォーキャスト情報獲得のためのコネクションや、販売コンペでの環境で得た専門性と言えるでしょう。サービスも同じ営業部門に属していますが、設備販売の売上高を重視するがゆえに、業務方針決定には営業担当の意向が強く反映されることが多いです。納得がいくように、協業関係やパワーバランスを調整したいものです。

顧客へのサービス提供では、社内連携するために専門外でも高い業務理解が必要となります。自身の業務範囲を限定せずに、キャリアの中で幅広いスキルを身につけることを恐れないようにしています。私の場合は、メカ設計や開発業務の経験を拡張することを心掛けています。

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