見出し画像

私的現代アイドル論10  ~センターとエース、象徴

(※)私的な印象論に終始している可能性があります。

乃木坂46のセンター

 センター、エースを考える上で、引き合いに出したいのが、「センター」システムを採用しいるAKB48m、坂道グループと比較して考えていきます。
私は現在のハロプロ「エース」を採用していると考えます。センターと呼ばれることもありますが、文化の中心はエースにあります。ハロプロのセンターはあまり積極的な意味がないように考えます。
 先日、乃木坂46の新センターが新しい5期の中西アルノ(敬称略)に決まって、パフォーマンスしていました。
 AKB,坂道グループのセンターはまず基本として、パフォーマンス時の立ち位置です。上から見て逆三角形の頂点の位置です。もっとも前で最も目立つ位置です。
 センターであるということはその曲の売り上げに責任があるという認識があるようです。過去のセンター達は相当のプレッシャーがあったようです。初めてセンターになった齋藤飛鳥などはそのことを言っていました。
 そしてそのことからも、センターは人気の証拠、期待の表れです。今回のような新人がセンターになるのは新人が入った時の恒例みたいなもので、期待と、5期の中での序列の表明ですね。4期はまだ結果が出ていないのでわかりませんが、3期は初期の発表された序列があまり変わっていません。このままだと、4期も序列が変わらないのではないでしょうか。(これはまた別の話です)

またセンターはシングルごとに変わっていくものです。変わらずにということはありますが、それはその娘が連続で就任しているという認識です。1シングル1センターですね。
 

ハロプロのエース、センター

 一方ハロプロのエースは各グループにいて一人です。エースが不在、空位の状態もあり得ます。現在のハロプロでエースと呼ばれる人は上國料萌衣、山崎夢羽、米村姫良々(仮)くらいですか。
 モーニング娘。は長らくエース空位が続いています。私的な認識では鞘師里保が最後で、それ以降は不在ではないでしょうか。佐藤優樹は結局エースと呼ばれませんでした。juice=juiceは宮本佳林エースでしょう。つばきファクトリーにはエースと呼ばれる人はいないでしょう。
 センター文化はハロプロにもあります。というか、もともとはセンター文化でした。安倍なつみ、後藤真希、石川梨華ときて、高橋愛時代になった。いわゆるプラチナ期である。2007年~2010年でメディア露出が激減し、パフォーマンス力が劇上がりした時期である。
 プラチナ期は高橋愛のパフォーマンスが圧倒的で、この時期に高橋愛がセンターに立ったエースになっていました。
 つまり、ハロプロのエースの起源は高橋愛でしょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?