ねぇ、元気？なぁ、幸せかい？

ねえ、元気？
なぁ、幸せかい？
あれから世界がだいぶ変わってしまったけど
距離も時間もより遠くなってしまった。
いつ戻れるなんて分からないけれど、
空を見上げる度、君を思い出すよ。

眩しい太陽の下で
恵みの雨が降っている。
虹を映し出す空と止まったままの世界時計。
時間が止まっている。
時間が止まっている。
だけど地球は今日もゆっくり回っている。

次会える時が分からない。
きっと時間が狂っているせいなのかもしれない。
その時には君の容姿も僕の容姿も変わっているのかな。
賢くなっているかな？

空模様が変わるその時にはもう、
季節が変わって君の誕生日だね。
自転車に乗って、僕は地平線を追う。

眩しい太陽の下で、
僕らは今日も生きている。
明日死ぬかもしれないけど、
恐れてはいないんだ。

いつの間にか世界も常識さえも変わってしまって、
より君が遠く感じる。
世界の時計は…今日も止まっているのに…
地球は回っている。
地球は今日もゆっくり回っているんだ。

“Are You Happy Now?” - Remake (2020)
Prod By: Jason Kwon
Inspiration stories from “二十歳の君へ、三十路の僕に” & “今でなければ”

English Version:
https://www.facebook.com/404224096262883/posts/3598253016859959/

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ねぇ、元気？

コロナ禍が続く今日。これを読んでいるみなさんは、大切な人に会えていますか？思い出の場所に行けていますか？家族に会えていますか。
それに対して幸せですか。現状に満足していますか？
その考え方は人それぞれだと思います。
恋しい、寂しい、ホームシックと思う人もいれば、もちろんコロナ禍で孤立して、意外に楽しい、面白い毎日を過ごしているという人もいるでしょう。
しばらくして、いつの間にか世界は変わってしまって、大切な人や家族との距離や時間までもより遠くなったに違いないです。
会いに行きたくても、会いに行けない。
まるでロミオとジュリエット状態。
どこに行こうとしても、自粛、自粛、自粛。
どこかに行けば、自粛警察がいる。
逆にこの状況を楽しんでいる人もいるだろう。
一度、コロナの無かった、去年の今頃を思い出してみてください。どんな生活でしたか？

世界時計だけが止まっている。
地球は今日もゆっくりと回っているというのに、世界の時計だけが狂っている。
経済のこともそうだ、政治についても停滞しているように捉えられる。
そんな日々が続くうちに老けてしまうんじゃないかって思う今日この頃。全てが解決した時には、僕は賢くなっているだろうか。家族や大切な人の容姿は変わっているんじゃないか。
やたらと将来のことばかり考えてしまう。
それが時間の無駄なのか、それとも有意義な時間なのか。
それでも、太陽は今日も顔を出して、僕らを照らす。
それでも、雨が降り、豊作の秋をもたらす。
時に虹が出て、人をあっと驚かせる。
季節の流れは至って普通なのに、世界の時計だけが止まっている。

季節が変われば誕生日
コロナ禍で誕生日を過ごした人も少なくはないだろう。一方で私は誕生日が1月のため、世界的パンデミックが起こる前に誕生日を過ごした。きっと次の年には落ち着いているだろうか。もしくは今日のように第2波ならぬ、第3波で世界が揺れているだろうか。
ふと考えてしまう。
誕生日とコロナ。
1人で過ごした人、
デリバリーでケーキや料理を準備した人、
リモートでのお祝い。
不思議なやり方で過ごしたのだろう。
普通だったら直接面と向かってお祝いしたいし、されたい。独り身の人だったら、旅に出たい。

明日死ぬかもしれない

先のことばかり見据えて行動する今日、
未来のことはわからないけれど、
コロナが終息したら遊ぼう、旅しよう、宴会しよう、なんて言っている人も少なくはないでしょう。
物事を先、先、先、と考えている中、
明日死んだら？って思ったことありますか。
逆に先のことが考えられない、もしくは考えたくなくて、今日や明日のことに焦点を置いて生きている人もいるでしょう。
両者ともに明日死んだら、どう思う？
幸せ？悲しい？嬉しい？怒り？

ふと生死について考えてみた。
人はいつだって死と隣り合わせ。
車に轢かれるかもしれない。
通り魔に出くわすかもしれない。
食事中に中毒を起こすかもしれない。
色々、ある中、コロナ禍を生きる。
実に厄介。実に面倒。実にイライラ。

常識も変わってしまって

先ほども述べたように、
世界が変われば、常識も変わる。
それに対応することがしっかり出来ているだろうか。今回は新型コロナウィルスという目に見えない敵があたりにいることだけれども、マスクをする、飛沫を撒き散らさない、人との距離を置く、といった新たな常識が生まれている。
私は毎度その様子を見るたびに思うのが『なんでみんなマスクしているんだろう』と思いふけてしまいます。
なぜなら、それがかつて普通では無かったからである。

もし戦争が始まったら、国を援護するのに、勉強もやりたい仕事もできず、軍事力強化に回されるんだろうな、とか。
持っている海外製品を取り上げられるんじゃないかとか、
そういう風にも捉えられるよね。

世界が変わるっていうこと、
それはある意味、
自分たちは変わらなくては適応しなくてはならないということ。
でなければ、非国民ならず非常識人間、になってしまう。
そうふと、思い、僕の感情移入ノートに『幸せなのか』について書いてみた。

#生きる