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デキるビジパを降りた本当の理由は、何なのか

おはようございます。
またぼちぼちと書くことを始めようと思います。

かつての私は
デキるビジネスパーソン
でありたかった。
所謂意識高い系だったり
ベンチャーで働くキラキラした人だったり
そんな人たちを沢山見てきたし憧れていました。

だから学生時代もがむしゃらに挑戦しまくって
ボランティアもコアに関わって
常に何かしていた気がします。
でも結局何がしたいか
見つけられなくて決められなくて。
新卒フリーターという変に尖った方向へ進みました。笑

でもフリーターになってからも
デキるビジパへの憧れは拭えなくて、
いつか自分もキラキラしたデキるビジパになりたいと心のどこかで思っていました。
きっと今思えば漠然とした憧れで
少しでも社会に自分の爪痕残したい的な
他者からめちゃくちゃ認めてもらいたかった
承認欲求渇望期であったと思います。


そんな時メンタルブレイクし、
3ヶ月の入院生活を送りました。
本当に生きることを辞めたくて死にたくて
誰からも認められない生きる価値もない
みんな生きて、働いて、趣味とかして、
なのに私は生きるだけさえも出来ない。
人生で一番どん底の期間でした。

親のスネを齧りただ生き長らえる日々。
死にたいという消えない思い。
生きるという苦行を終わらせたい、
飛び降り、絞首、身投げ、
色々考えましたが出来ませんでした。

そして3ヶ月くらい経って、
ようやく生きなければいけないという事実を
受け入れるしかないのだと思うようになりました。
そして死にたかったことを両親に打ち明けた時、
初めて生きているだけで喜んでくれる人の存在に気づきました。

今、書きながら思い出して涙しています。

この経験があり、
ようやくデキるビジパに私は向いていないのだと納得出来ました。
生きているだけで100点です。
だいぶ回復した今は
この命を誰かのために使いたいとまで
思えるようになりました。

まだまだ他人と比較して凹んだり
売上伸びないと不安になったり
色々あります。
適応障害やうつ病をぶり返しがちで
気分が落ちる時も多々あります。

それでも今日、私は生きている。
そして私のように生きることに疲れた人や
デキるビジパを追い求めて苦しくなった人の
拠り所となれるようにお店を開けます。

デキるビジパにはなれなかったけど、
私は私のペースで生きれている気がします。
それでいいんだ、と思えるように
日々丁寧に人を大切にしていきます。

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