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BGM 2019/April  街、テレビなどで

街を歩いて、テレビやラジオを見聞きしていて、気になるBGMなどを備忘録的に記す。主にSoundhoundという楽曲検索のアプリを使用しています。また、レビュー内容には誤りがあるかもしれません。


【1】
Gotye
Learningalilgivanlovin

2011年には「Somebody That I Used to Know」が世界的にヒットし、2013年には同曲のヒットを受けてグラミー賞を受賞したオーストラリア出身のGotye。平日の昼間、運転をして帰社する中、TOKYO FMで流れたことを覚えています。60年代、70年代のモータウン系のオールディーズナンバーなんだろうと、まんまと騙されました。リリースは2006年。2010年頃に公開、ドリュー・バリモア主演の映画「Going The Distance(邦題:(遠距離恋愛 彼女の決断)」のサウンドトラックにも収められています。「Learningalilgivanlovin」というのは長い単語ですが「Leaning a little giving and loving」と分けるようです。「与えることや愛することを少し覚えなきゃね」というのを軽快なリズムで歌います。



【2】
Ambar Lucid
Eyes

まだWikiページも無く、オフィシャルサイトもライブスケジュールが記されているだけ。Apple musicなどを含めた情報によると2018年に初めて「A letter to my younger self」をリリース。同年、続けてこの「Eyes」を含む2曲をリリースし、2019年1月に8曲収録したアルバム「Dreaming Lucid」をリリースしています。歌声を聞いた時には2011年に亡くなったAmy Winehouseの楽曲かと思いました。スタバで聞いたのだと思います。どこで聞いたのか、というのもこういうことを記して残そうと思うなら重要な気がします。スタバはどんな人がどうやって選曲しているのでしょう。SpotifyやApple musicに張り付いて探しまくっているのでしょうか。銀座のGAP旗艦店でもいつも良い曲が流れているのだけれど、Soundhoundにはほとんど反応せず。ボリュームや店内のノイズのせいとは思えず、店員に聞いてみたところ「ここでは曲名などは分からない。定期的にアメリカ本国からプレイリストが送られてくるようだ」とのこと。オフィシャルサイトにはこうあります。「申し訳ございませんが、著作権の関係上、お知らせすることができません。」

安売りスーパーという印象が強い西友なんかはBGMを公開していて、かつてはHPで紹介していたものが、現在ではTwitterで紹介されています。しかも、音楽通が思わず「あ!」って思うような曲が。Trashcan sinatrasというグラスゴーのネオアコバンドが流れた時はあまりにも衝撃的でした。しかも、その数ヶ月後には奇しくも7年ぶりの新譜発売がオフィシャルサイトで発表されるという。西友で聞かなければ、絶対にノーマークでした。



【3】
Tycho
Receiver

タイコではなくティコ、と読むようです。Scott Hansenという77年生まれのマルチアーティスト(フォトグラファーとしても活動)のソロ・プロジェクトとして始動し、現在はギター・ベース、ドラムを加えた3ピース形態に。本国英語版のwikiには、セカンドアルバムまではSonarを使っていたけれど、アルバム製作中にREAPERに変えたことが書かれています。つくづく、wikiのようなメディアは便利なものではあるけれど情報が偏る(情報の優先順位という意味で)ものだと思えます。



【4】
Ana Vilela
Maíra

ブラジルのシンガーソングライター、Ana Vilelaによる一曲。スタバで聞いたんでしょうね。ポルトガル語の紹介は散見するのですが、日本語、英語はほとんど無くて、どういう人なのかはよくわかりません。曲のタイトル「Maíra」も人名なのでしょうか、さっぱり。



【5】
The Lemon Twigs
The Lesson

ニューヨーク出身の兄弟デュオThe Lemon Twigsによる2018年リリースのアルバムから。専門家のレビューの中にはバロック・ポップという記述も。そう言われて思い出すのはビーチ・ボーイズ、ブライアン・ウィルソン。ですが、そこまで混み入った楽曲ばかりではありません。そういうバランス感覚が魅力的だな、って思っちゃいます。



【6】
Rex Orange County
Loving Is Easy(feat.Benny Sings)

2018年のサマソニオフィシャルHPによる紹介によるとREX ORANGE COUNTYというのはアレックス・オコナーという98年生まれのイギリス人によるソロユニットとのこと。コマ撮りのクレイアニメ(?)ですがPVでメガネをかけているのがBenny Sings。



【7】
Shawn Mendes
In My Blood

カナダ出身の若きイケメン、ショーン・メンデスによる2018年リリースのアルバムから。年度のグラミーノミネート曲でもありますが、受賞したのはPVを日本人Hiro Muraiが監督したことでも少し話題になったChildish GambinoのThis Is America。実はこの曲を聞くまでショーン・メンデスという人をよく知りませんでした。同じアルバムに収録されている「Lost In Japan」という曲のPVがあきらかに映画「Lost In Translation」へのオマージュなのですが、同じ人だとは。



【8】
GABBY & LOPEZ
She Likes Motor Cycle

ギターインストゥルメンタルの日本人二人組による2012年リリースのアルバムから。地元の駅ビルが昨年リニューアルし、小中規模のショッピングモールが併設されました。以前からアルゼンチンの現代的な民族音楽のRumble Fishが流れていたり、BGMは気にしていたのですが、毎度、ナイスチョイスです。

こちらのブログによると、池尻大橋でアラスカ・ツヴァイというカフェのオーナーとのこと。こういう生き方、本当にいいなぁって思う。独立後、やりたいことって言えば、そりゃカフェと音楽レーベル。



もしかして、世の中にはBGMを選曲することを仕事にしている人、なんていうのもあるのでしょうか?USENにそういう部門があってもいいのかもしれない。お店や地域を見て選曲するDJ。加えて音楽を不特定多数の人に聞ける状態にするということは、少なくとも日本においては権利問題が発生します。そうした権利をクリアした楽曲を「じゃあ今月はこちらの20曲でお願いします〜」という感じで渡すとか。西友や、近所の駅ビルは、そういう人にお金を払って選曲しているのでは?と、思えてきました。


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