見出し画像

2023年R&Bベスト・アルバム/Summer Walker「Girls Need Love(Girl Mix) feat. Victoria Monét」

明けましておめでとうございます……と言っていいのか悩んでしまう年明けとなってしまいました。
この度の能登半島地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。1日も早い復興を願うとともに、皆様の心の安寧をお祈り申し上げます。

このnoteを書くタイミングも悩んでいましたが、変わらぬ日常を送ることが大事とどなたかが仰っていましたし、私自身文章を書くことでリフレッシュできるところもあるので、再び(たまに)投稿していこうと思います。
本年もよろしくお願いいたします。

さて、今年一発目の投稿は毎年恒例(?)2023年の個人的ベスト・アルバム!
なんとなーく上から好きな順です。

Victoria Monét / Jaguar II
Janelle Monáe / The Age of Pleasure
October London / The Rebirth of Marvin
Summer Walker / Clear 2 : Soft Life
Maeta / When I Hear Your Name
Naomi Sharon / Obsidian
SZA / SOS(2022年末リリースですが)
BJ The Chicago Kid / Gravy
Kevin Ross / Midnight Microdose, Vol.1
Queen Naija / After Th Buttrflies
Chris Brown / 11:11
Daniel Ceaser / Never Enough
Diddy / The Love Album : Off The Grid
Kenyon Dixon / The R&B You Love
Kali Uchis / Red Moon In Venus
Chloe / In Piece
Coco Jones / What I Didn’t Tell You(Deluxe)
Kiana Lede / Grudges
Arin Ray / Phases III
Leela James / Thought U Knew
Jalen Ngonda / Come Arong and Love Me
Tone Stith / P.O.V.
Jai’Len Josey / Southern Delicacy
Jamila Woods / Water Made Us

2023年はダブル・モネイの活躍が素晴らしかったですね。ヴィクトリアはグラミー7部門ノミネートという事実が全てを物語っていると思います。Dマイルの底力をここでも痛感しました。ジャネルはとにかく私の周りで人気が高かったです。夏に沖縄に行った時に車中でずっと聴いてた思い出の一枚。沖縄の空に映えるのよ、これが。
オクトーバー・ロンドンはマーヴィンの物真似アルバムだけど、その素晴らしさには抗えず。むしろ大大大好き。クリスマス・アルバムも最高でした。
サマー・ウォーカーはこれまでと違って(?)穏やかな一枚で心地好し。Jコールが言うように、シーンのトップにいると言っても決して過言ではないと思います。
マエタと書いてメイタ(本人がインスタで名前の読み方について力説していた笑)はとんでもなく豪華な製作陣&ゲスト陣のバックアップを受けたゴージャスな一枚。本人もゴージャス。彼女のインスタにいいね押しまくってます(笑)。
ナオミ・シャロンはもしかしたら一番聴いたかもなーと思うくらいよく聴きました。アマピアノあり、ジャージー・クラブ風ビートあり、4つ打ちありと、今のシーンを完全に見据えた作りであり、且つ上品でセンシュアル。ドレイクがラヴコールを送ったのも納得ですね。

……と全部のアルバムにコメントしていくとキリがないのでやめておきますが、順位関係なく、全て素晴らしいアルバムですので、未聴の方はこの機会にぜひ聴いてみてくださいね。個人的裏ベストはジェイレン・ンゴンダ。CD到着まで2ヶ月かかりましたよ。ダップトーンにハズレなし!

昨年も素敵な音楽にたくさん出会えました。
今年も皆様を励まし希望の光を与えるような素敵な音楽がたくさん生まれますように!

ベスト・ソングは次回発表します!乞うご期待!


<今日の1曲>
Summer Walker / Girls Need Love(Girl Mix) feat. Victoria Monét

せっかくだからヴィクトリア・モネイの曲にしようと思ったけど、若干今更感あるよなーと思い、こちらを。まぁこれも昨年10月リリースなので今更ではありますが。フィーチャリングでも頑張ってるよ!ってことで。
サマー・ウォーカーの傑作ミックス・テープ『Last Day of Summer』(2018年)のリリース5周年を記念してリリースされた、同作からのヒット・シングルのリミックスで、ヴィクトリアの他に、タイラ、ティンクをフィーチャーしたヴァージョンがあり。この人選も的を射ているなぁと思いますが、どうでしょう。オケはオリジナルとほぼ変わらず、他アーティストをフィーチャーしただけのものを最近はリミックスと呼んでいて、それもいかがなものかと思ったりもするわけですが、それはさておき、こうやって聴くと、サマーと比べてヴィクトリアの声は“陽”だなぁと思ったり。どっちがいいとか悪いとかではないですけどね。しかしまぁ、この曲はオルタナティヴR&Bを代表する名曲だなぁと改めて思います。

Leon Thomas / Breaking Point feat. Victoria Monét(Remix)
ついでにもう1曲、ヴィクトリアのフィーチャリングものを。
レオン・トーマスはブルックリン出身の俳優兼シンガー。ファラオ・サンダース作品のヴォーカリストとして知られる人とは同名異人。この曲は昨年リリースされたアルバム『Electric Dusk』収録曲のリミックス・ヴァージョン。レオン・トーマスの喉全開な歌声も素晴らしいですが、そこに華を添えるヴィクトリアの情感豊かな歌声もたまりません。雄大なソウル・バラードに身を委ねるのみですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?